フィールズ(2767)、糸井重里氏を社外取締役として再任・版権コンテンツビジネス強化を狙うか

2007年06月17日 12:00

株式イメージパチスロなどの遊技機販売大手の【フィールズ(2767)】は6月27日の株主総会で、クリエイターとして著名な糸井重里氏を非常勤社外取締役として起用(再任)することを決定する。在任期間は6年(【関連リリース、PDF】)。

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糸井氏は「くうねるあそぶ」や「おいしい生活」など数々のキャッチコピーを世に送り出しているクリエイター。他にもゲームシリーズ『MOTHER』の制作や日本モノポリー協会の会長、【ほぼ日刊イトイ新聞】の執筆、徳川埋蔵金の発掘(未達)など、さまざまな分野でその才能を発揮している。

フィールズではパチスロの販売が主事業だがそれと共に版権ビジネスなどにも注力しており、この関係で糸井氏が2001年6月から同社の社外取締役に就任。同氏の才能、知識、経験をフィールズのコンテンツビジネスに活かし、この分野での事業強化が期待されている。

糸井氏が手がける事業において同氏の立場は大抵の場合「(欠かせない)裏方」であることが多い。フィールズでの版権ビジネスで何か進展があっても、糸井氏が前面に出てくる機会は滅多にないだろうが、人のつながりや事業の関連性をつぶさに調べると、「なるほど」と思わせるようなことが今後も出てくるのだろう。

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