SBIイー・トレード証券、「空前絶後の大作戦」と称し金融商品各種の手数料一斉引き下げを敢行

2007年05月02日 12:30

株式イメージ【SBIイー・トレード証券(8701)】は5月1日、5月14日約定分から同社が取り扱っている金融商品各種の手数料体系を一斉に引き下げることを発表した(【発表ページ】)。現物、制度信用はこれまで通りだが、一般信用や単元未満株、外国為替保証金取引(FX)、各種先物、海外株式にいたるまで、値下げすることを明らかにしている。

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リリースには次のような文字が躍り、具体的な値下げ幅を告知している。

リリース上にある、各金融商品の手数料体系。
リリース上にある、各金融商品の手数料体系。

人気の高い日経225先物やミニ日経225先物が半分近い引き下げ、単元未満株は6割減など、商品によっては半分、あるいはそれ以上の値下げが行われている。イー・トレード側では今回の値下げについて「空前絶後の大作戦 株だけじゃない。投資するならなんでもイー・トレード」というキャッチコピーのもと、一大宣伝を展開しており、気合の入りよう(あるいは必至さ)がうかがえる。

一方、手数料の値下げ以上に驚かされるのが、各商品ごとの手数料や金利の比較を、各証券会社の実名を挙げて行っていること。

今回の値下げキャンペーン施行後の、イー・トレードと他の有力ネット証券との違い。
今回の値下げキャンペーン施行後の、イー・トレードと他の有力ネット証券との違い。

従来このような比較はA社・B社のようにイニシャルで表示したり、あるいは具体名を挙げずに比較するもの(そして株式系のサイトが実名で比較検証をする場合が多い)。それを今回、イー・トレードではリリースの中で、楽天証券・【松井証券(8628)】【マネックス証券(8698)】の三大ネット証券を挙げて比較し、「今回の値下げでイー・トレードがもっとも安い手数料体系となりますよ」ということを強調している。少なくとも例示された3社と比較した限りでは、実際に同等、あるいは安いのだから問題がないといえばないのだが。

今回の値下げがイー・トレードの口座数増加に寄与するのか否かはもちろん、他の証券会社がどのような対応を見せるのか、非常に気になるところだ。すでに手数料の値下げ競争は限界に近づき、今後はサービスの充実など手数料以外の点で顧客の囲い込みを、という流れで業界が動きつつあっただけに、今回の値下げ攻勢は利用者だけでなく他の証券各社も驚かされたことだろう。

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