ゲームソフトランキング更新・スクエニが上位を確保

2007年05月20日 12:00

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した2007年5月7日~5月13日の週間ソフト・ハードセルスルーランキングによれば、今週計測週のトップにはスクウェア・エニックスの隠れた名作的タイトル『ファイナルファンタジータクティクス』をPSP向けに移植アレンジした『ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争』がついた。元々が『タクティクスオウガ』の焼きなおし、と揶揄される一面もあったものの、ストーリーの奥深さと登場人物たちの個性の強さ、システムの面白さ、やり込み甲斐など、多くの点で「買い」ポイントを挙げることができる。PSP版ではアイテムやジョブ、イベントなどの追加が見られるなど「プラスアルファ」の点が嬉しいが、サウンド面や動作の点で元々のプレイステーション版と比べて劣化しているのが難点。

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第二位には先週トップからランク落ちした『ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング』が。スクエニタイトルのトップ2独占は久しぶり。しかしいずれもがメインタイトルからのリメイク・スピンアウト的タイトルなのが残念。早く主軸タイトルが発売され、「長期政権」を担ってほしいものだ。

第三位にはおなじみの『Wiiスポーツ』が。これから梅雨に入ると外に出られない日が多くなる。そんな時はWiiスポーツで室内フィットネスを。もちろん事前に周囲の片付けは忘れずに

第四位はやはりおなじみの『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング』が。先日、川島先生が監修したソフトの監修料についての記事を載せたが、あらためて川島教授の素晴らしさが思い知らされる。ゲームをプレイしていても気分がよくなる。「ゲーム脳」とかいう妄想を声高に主張して一部のメディアと手を組み、自分の名声と著書の売り込みに励んでいる方々とは月とすっぽんである。

今週計測週は本文中でもコメントしたが、スクエニタイトルが上位2位を占めている。任天堂はさておき、一社がトップ2を獲得するのはなかなかに難しい。飛びぬけた新作が出にくいこの時期に、同社はよくがんばったといえるだろう。特に『ファイナルファンタジータクティクス』はコアなユーザー向けであることから(『モンハン』のように)ミリオンセラーは難しいかもしれないが、それなりの実績が期待できそうだ。


(最終更新:2013/08/17)

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