ウナギイヌが浜松市の”福”市長に就任

2007年05月19日 12:00

「ウナギイヌ」イメージ静岡県浜松市は5月18日、同市のマスコットキャラクターとして赤塚不二夫先生の漫画「天才バカボン」などに登場する「ウナギイヌ」を採用したと発表した(【発表ページ】)。リリースによると「ウナギイヌ」は「はままつ”福”市長」(「副」ではない)に就任したとのこと。

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浜松市では今年の4月1日から政令指定都市として指定され、それに伴いさまざまな式典やイベントが行われている。今回のマスコットキャラクターの採用もその一環で、「浜松といえば『うなぎ』」というイメージにマッチし、さらに浜松市の魅力を伝えることができるように

1.浜松をイメージさせるキャラクターであること。
2.子供から大人まで多くの人に親しまれ、愛着を持たれるキャラクターであること。
3.全国的な知名度や認知度のあるキャラクターであること。


の3条件を選定条件として提示。結果として「ウナギイヌ」が選ばれたという。

マスコットデザインとしての「ウナギイヌ」。
浜松市福市長の「ウナギイヌ」。これは基本デザイン

「ウナギイヌ」は「天才バカボン」に登場する架空の動物キャラクターで、父親が犬、母親がウナギという特異な動物。愛くるしいビジュアルと意外な博学さで人気と知名度、双方において「天才バカボン」の登場キャラクタの中では上位を占めている。

今回「ウナギイヌ」が就任した「はままつ福市長」の「福」は「幸せ」を意味し、浜松に幸せを呼び込むと共に、浜松から全国に幸せを届ける意味を表している。

浜松市は「ウナギ」の街として知名度が高いが、他にも「ものづくり」「音楽」「観光スポット浜名湖」などの特徴がある。そこで浜松市では「福市長」に、4つの顔を使い分けてもらい、デザイン化を行っている(【解説ページ】)。

今後福市長の「ウナギイヌ」は浜松市の広報誌をはじめ、さまざまなところに登場し、市政の情報を楽しく伝えていくという。

地域活性化を目指して各都市ではさまざまなイベントを開催するだけでなく、その街独自のキャラクターを創造してアピールするところが増えている。当サイトでも何度かそのようなキャラクタを紹介してきたが、今回の「ウナギイヌ」がもっとも印象深く、理解しやすく、愛着が沸くように思われる。

今後浜松市がいかに効果的に「福」市長に仕事をしてもらい、同市に幸せをもたらし、全国にその名を知らしめてくれるのか、企画力と想像力に期待したいところだ。

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(最終更新:2013/08/21)

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