サイトフィード、楽天市場の商品を自動的に表示するツール「楽ワード」のサービススタート

2007年05月18日 06:30

「楽ワード」イメージ【サイトフィード】は5月15日、同社がすでに運営しているキーワード分析ツール【トラックワード】と楽天のウェブサービスを利用した、コンテンツマッチ型広告システム楽ワードのサービスを公開したと発表した(【発表リリース】)。

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この「楽ワード」では単独で、あるいはトラックワードと連携させることで、一つのタグコードをサイトやブログに貼り付けるだけで、各ページの内容に自動的に合う楽天商品を自動的に簡単に表示させることが可能となる。内容が記事単位で異なる場合が多いブログや情報系サイトにおいて、テンプレートの共通部分に埋め込み、ページごとに違った広告を表示させる場合などに役立ちそう。

同社が提供している他サービス「トラックワード」は、サイトを訪れた人がどのような検索キーワードを入力して来たかが分かるというもの。このサービスと連携すると、通常のコンテンツマッチ型広告よりも高い精度で適切な商品が選択されるようになる。

「建物コレクション」というキーワードでバナーを作成してみる。サイズは468×60や728×90、234×60、160×600、120×600、336×280、180×150、120×240の8タイプ。
「建物コレクション」というキーワードでバナーを作成してみる。サイズは468×60や728×90、234×60、160×600、120×600、336×280、180×150、120×240の8タイプ。

「楽ワード」ではコード生成時に入力するキーワードで検索された商品の中から全ジャンルで購入可能かつ画像がある商品を抽出し、1店舗1商品に絞って感想の多い順に並び替えた上位10件をシャッフルして表示している。複数のキーワードを指定した場合などは数時間単位で検索キーワードのシャッフルを行う。ジャンルの指定は不可能で、またキーワードに合致する商品がない場合は自動的に「激安」「送料無料」などの人気キーワードで検索した結果を表示する仕組み。

実際に利用してみると分かるのだが、「楽ワード」単体では純粋な「ページの内容に合わせた広告を配信する」のではなく、コード生成時のキーワードを元に選ばれた広告が配信される。そこで、キーワードの解析を行うトラックワードと連動させることで、各ページの内容にもっともマッチした楽天商品を自動的に表示させることができるわけだ。

今サービスは先に【楽天(4755)、楽天市場のAPIを公開・最初は「商品検索」など4つから】でもお伝えした、楽天市場の公開APIを元に作られたもの。ASPサービスとしてはありがちな、IDのランダム差し替えなどもないので、すでにトラックワードを導入している人にとっては良いサービスかもしれない。

なお似たようなASPサービスとしては、当サイトも利用している【DRK7.jp】の新サービス【楽々おまかせリンク】がある。既存サービスの【アマゾンサーチ】同様、単独のコードをセットするだけで勝手に記事内容にマッチした商品を表示してくれるので、非常に便利なサービスといえる(IDの一部差し替えあり)。

広告を記事・コンテンツの一部として活用でき、読み手にも配信側にもプラスとなるコンテンツマッチ型広告だが、アマゾンや楽天市場など既存の広告サービスと組み合わせることで、より有意義な情報の提供が可能となる。「情報」とは何かを考えた時、このようなサービスの活用も、コンテンツの充実の一環として考えてみるべきかもしれない。

ちなみに当方の場合だが、諸般の事情から当サイトへの導入は見送り。ココログで展開している別ブログに、DRK7.JPともあわせ、設置の検討をしてみたいと考えている。

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