「自分でもできること」日頃から心がけている地球温暖化対策ランキング、トップは「水」

2007年05月05日 12:00

蛇口イメージ検索エンジンgooで行われた【日々心がけている地球温暖化対策ランキング】の結果発表が行われ、第一位には「こまめに蛇口を締める」がついた。

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先に【再生紙にバイオエタノールに割りばしに……本当の「地球に優しい」を考える】などで、「自分の身近なこと、できることから地球温暖化、環境対策のことを考え、やっていこう」と述べたばかりだが、今回発表されたgooのランキングでは具体的に「では何ができるのか」が具体的に一覧化されていて、非常に分かりやすい。

第一位の「こまめに蛇口を締める」は例えば歯を磨く時にずっと洗面所の蛇口を開けっ放しにしておくのではなく、歯ブラシを濡らしたあと一緒にコップに水を入れ、磨いている間は蛇口を閉めておくことなど。一度身に付いた習慣はなかなか変えることが難しいが、繰り返し気をつける(難しいのなら洗面所に貼り紙をすればよい)ことで、次第に新しい習慣が身に付くことだろう。

第二位には「エアコンは弱めに設定する」。「電気を大切にネ」とどこかの電力会社のマスコットキャラクタがウインクしながら注意してきそうだが、冬は暖房、夏は冷房について、少し今までより使用温度をキツめにする。これだけでかなり電力の節約ができる(=地球温暖化対策につながる)。【東京電力のアンケート結果】によると、夏は26度から28度に設定している人が一番多いとのこと。また、政府が薦める「クールビズ・ウォームビズ」によれば【夏は28度、冬は20度】を目標温度にしている。暑がり・寒がりには少々酷な話かもしれないが、職場でエアコンが効き過ぎて冷え性になるOLの話をよく聞くだけに、OLにとっては良い話かもしれない。

買い物かごイメージ第三位は「レジ袋・エコバックを持参する」。今年度に入ってから各コンビニ・スーパーなどでレジ袋の有料化がスタートしたり、オシャレなエコバックが登場し人気を集めている。かつては「買い物かご」が主婦の間では一般的だったが、レジ袋の普及で「買い物かご」という言葉自体ネット通販でのツール・機能名だけになる可能性もあった。しかしエコロジーの考え方が浸透し、復権を果たしつつあるようだ。

以下「風呂の残り湯を洗濯機に使う」「省エネ家電を使う」などが続くが、共通しているのはかつて「省エネ」「節約」といわれていた生活上の身近な注意点とほぼ同じであること。つまり「地球温暖化対策」は省エネ行為であり、同時に地球だけでなくお財布の中身にも優しい行為に他ならない。

レジ袋のように施政として「地球環境に優しい=お財布に優しい」と誘導している事柄もいくつかあるが、水の無駄使いをしないように心がけたり電力消費量を抑えるように注意したり、省エネ・長持ちの電球に換えることは、使用しているインフラのボリュームを減らし、公共料金の節約にもつながる。つまり「地球に優しい」ことをこまめに実践していれば、地球環境にプラスとなるだけでなく、(財政的な)生活も豊かになるわけだ。一石二鳥。

身近なことからできる、地球環境対策。「そんな大げさなのはキライ」という人なら「節約」と言い換えても良い。少しずつ気をつけ、実践して見てはいかがだろうか。

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