日本一ソフトウェアがジャスダックに6月13日上場へ

2007年05月15日 08:00

ゲームイメージ【日本一ソフトウェア】は5月14日、【ジャスダック】から5月11日に上場承認を取り付けたと発表した。証券コードは3851、上場日は6月13日。公募価格決定は6月4日。主幹事は大和証券。公募株式数は2000株、1600株を売り出しし、オーバーアロットメントによる売り出し枠を540株分設けている。

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日本一ソフトウェアは1993年に設立された、中堅どころのゲームソフト開発会社。代表作は『マール王国の人形姫』『魔界戦記ディスガイア』『ファントム・ブレイブ』など。シミュレーション系・アドベンチャー系のタイトルが多く、大ヒットタイトルのような派手さはないが、しっかりした奥深い創りには定評がある。最近では携帯電話各社向けにも自社コンテンツを配信している(売り上げ比率は家庭用ゲーム機向けが約9割、携帯向けが約1割)。2006年度の売上高は11億6800万円。

今回の上場にあたり調達した資金は「コンシューマ事業におけるゲームソフト開発などの運転資金に充当予定」としている。

ゲーム開発会社といえば最近【AQインタラクティブ(3838)】が上場を果たしている。ソフトの売り上げに左右されやすいゲームメーカーが資金調達の場として市場を使えるようになる株式上場によって経営を安定させ、企画開発に注力できるようになれば、よりよいソフトの提供も期待できよう。「経営の安定」「良作の発売」のポジティブスパイラルを果たせるよう、同社の今後に期待したいところだ。

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