【更新】今年頭から最も上がった株・下がった株ベスト(?)5

2007年05月01日 06:30

株式イメージ春先の「上海暴落」があったせいで、毎年恒例となっている「ゴールデンウィーク暴落」(外資系ファンドの決算関係でゴールデンウィーク前後に現物株式が売り込まれ、キツい値下がりの傾向がある)が「さらにキツくなるのでは」とか「逆に反発するのでは」など、さまざまな意見が飛び交うゴールデンウィークさなかとなった今日5月1日。きっかり一年の1/3を経過したこともあり、ここで年初の株価と比較して4月27日の大引けの段階でもっとも株価が急騰した銘柄5つと急落した銘柄5つをピックアップしてみることにする。

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急落率上位5銘柄……新興市場ばかり

急落率ベスト(ワースト?)5は次の通り。

第一位……【バナーズ(3011)】(-85.81%)
第二位……【サハダイヤモンド(9898)】(-83.00%)
第三位……【春日電機(6650)】(-79.88%)
第四位……【ビットアイル(3811)】(-79.34%)※注
第五位……【インターネット総合研究所(4741)】(-79.07%)


バナーズ(3011)の今年頭からのチャート。典型的な右下がり。
バナーズ(3011)の今年頭からのチャート。典型的な右下がり。

いずれもがいわくつき、あるいは多種多様な「問題」に巻き込まれて徹底的に売り込まれた銘柄ばかり。さらに東証二部やジャスダック、ヘラクレスなど新興市場系銘柄が目立つ……というより新興市場銘柄しかない。東証一部銘柄は第30位くらいまで下がらないと該当しないくらいだ。ここ一年ほどの「大型銘柄、とりわけ東証一部銘柄だけを売買していれば大丈夫」という傾向は、この急落率ランキングからも実証されている。悲しいことではあるが、これも現実。

急騰率上位5銘柄……東証一部銘柄も多い

続いて急騰率ベスト5はこちら。

第一位……【日本サーボ(6585)】(+193.43%)
第二位……【フォーユー(7641)】(+139.67%)
第三位……【田淵電機(6624)】(+119.64%)
第四位……【宇徳運輸(9358)】(+93.45%)
第五位……【日立造船(7004)】(+91.15%)


日本サーボ(6585)の年頭からのチャート。TOB発表直後から急騰している。
日本サーボ(6585)の年頭からのチャート。TOB発表直後から急騰している。

第一位は3月13日に【日本電産(6594)】がTOBを発表し、先日4月24日に成功したと公表した日本サーボ。TOB発表直後から急騰し、典型的な「沸騰銘柄」となっている。「たられば」ではあるが、年頭に買っていれば1/3年で資産倍増。出来高が多く大型銘柄ばかりがひしめき合う東証一部銘柄でも、上がる時にはとことんあがるものだと実感させられるリストだ(第四位と第五位が東証一部)。

また、「急落」「急騰」銘柄をチェックしなおして分かったことだが、「大証銘柄」には(少なくとも今年は)比較的安全牌が多い傾向があるようだ。急落率を50位までチェックしてみたが、ヘラクレスはともかく大証銘柄には該当するものがなく、逆に急騰率上位50位には5銘柄も入っている。これは単に「取引高が極めて少なく、急落するほど売り込まれることすらなかった」からなのか、経営的に安定し不安要素が少ない企業が多かったからなのか、判断は難しいところがある。

大証銘柄には配当利回りが高い銘柄も多く、「まったりと配当をもらいながら将来性に賭けてみよう」という長期的投資には向いているのかもしれない。もちろん出来高が少ない場合が多く、いざ売却しようとした時には苦労するだろうことも忘れてはならないが。

※5月14日注記
急落率上位第四位にランキングされていた【ビットアイル(3811)】(-79.34%)ですが、統計基準日直前に分割が行われており、その考慮がなされていませんでした。分割を反映すると、3%ほどの割高となります。ここに訂正を行うと共に誤情報掲載について謹んでお詫び申し上げます。

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