Technoratiのブロガーへのアドバイス三か条

2007年04月20日 06:30

インターネットイメージ【日経新聞】によるとブログ検索会社の【Technorati】の創業者兼CEOであるDavid Sifry氏が4月17日に講演を行い、その中で同社が分析したブログのデータを元に、ブログ運営者(ブロガー)へいくつかのアドバイスを述べた。Technoratiでは先日「世界のブログ投稿数の37%が日本語」という驚くべきデータを出して話題を集めていたが、今回の「アドバイス」もデータに裏づけされたものとして注目を集めそうだ。

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Sifry氏は「ブログは1日150万件投稿されている」「ブログが継続して投稿される割合は減少しつつある」「有力ブログの影響力は他の大手メディアのを上回るようになった」とした上で、解析したデータを元に三つのアドバイスを行った。いわく、

・頻繁に投稿せよ──高い影響力を持つブロガーは2日に1度更新している
・やり続けよ──高い影響力を持つブロガーは1~2年継続している
・変化を恐れるな──Technoratiの上位100サイトのうち,88%は1年前とは異なっている


というものだ。

日本にも「努力に勝る天才無し」という言葉がある。何事にも一途になって突き進めば、いつか必ず大成するだろうという意味だ。成功を収めているスポーツ選手も良く「夢を持って努力し続けることで誰でもその夢をかなえることができる」と語っているが、その考えに通じるものがある。

【Technoratiの日本語版】では日本語のブログを中心にさまざまなデータが公開されている。その中で【日本国内のブログランキング】があり、当方(不破)も時々チェックを入れている。上位を維持するサイト・ブログが多くある一方、いつの間にやら消えてしまったブログもあり、数字的な部分はともかく上記の「三つのアドバイス」は的を射ているとあらためて実感させてくれる。

当方はといえば、システム構築にMovableTypeというブログシステムを用いてはいるものの、ブログというより「ブログっぽいサイト」(ブログは元々「ウェブログ」というサイトの一形態を表しているから、正確にはこの表現は間違っている)を念頭においてこのサイト(グループ)を運営している。そして、出来うる限り毎日更新を続けているし、身体と精神(+技術力とサーバー容量)が許す限り、形は変わることになっても、死ぬまで運営を継続するつもりだ。俗にいう「ライフワーク」というものだ。

そしてトップテンに居並ぶブログたちを見ながら、「いつかはここまでたどり着くように!」と想いつつ、今日も更新作業を続けている(ちなみに最新のデータでは当サイトは28位)。Sifry氏のアドバイスを守れば、そこに一歩近づくことができるかもしれない。そう考える今日この頃だ。

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