携帯メールで好印象を与える五か条こと「あ・か・さ・た・な」

2007年04月15日 11:30

先日自宅のポストに他のチラシと共に詰め込まれていたフリーペーパーで目に留まった特集記事。携帯メールのやりとりの中で「失礼メール」を送らないようにしよう、という啓蒙記事だった。これが簡素で非常に役立つ話だったので、自分なりに解釈・説明の追加をしてまとめてみることにする。いわく、好印象メールの基本は「あ・か・さ・た・な」とのこと。

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「あ」いての都合や関係を思いやって

携帯電話は相手の手元にあり、すぐに着信を気づかせる。パソコンの電子メールのように「読みたい時に読む」ではなく電話に近い性質を持っている。深夜に携帯メールを送らねばならない場合、相手をたたき起こしてしまう状況もありうる。よほどのことが無い限りは差し控え、どうしても、という場合にはわびの言葉を。

また、相手がすぐに手を離せない状況にある場合も考えられる。「すぐに返事がほしい」という問いは「無茶をいうな!」と思われるかもしれない。くれぐれもご注意を。

「か」お文字・絵文字は効果的に

最近は女子学生の間で、顔文字や絵文字ばかりのメールのやり取りが流行っているそうだが、それはあらかじめお互いにそういう仲だと認識しているため、許されるもの。絵文字を多用すると馴れ馴れしさや誠意が感じられず、不快さを抱く人もいるかもしれない。特に親しい間柄でない場合には使わないのが安全策といえる。

もし使うにしても、ワンポイント程度で。

「さ」んざん転送はマナー違反

自分に関係のないメールを転送で受け取って「どうよ?」といきなり携帯で問われたらどう思うだろう。親しき仲にも礼儀あり。あくまでもメール内容は相手にのみ教え、転送などはしないように。

また、転送まではいかなくともメールアドレスや電話番号など一部のデータを第三者に勝手に教えるのはマナー違反。誰だって知らない人からいきなり「○×さんから教えてもらったんですが」という携帯メールが着たら気分を害するだろう。

「た」(だ)らだら・つんけん言葉に注意

ほとんど意味のない内容をだらだらと書き連ねたり、けんか腰に読めてしまうようなツンツンとした表現をするのはご法度。携帯メールは文章量が少ないだけに、無意味な内容は受領しただけでも相手が顔をしかめてしまうかもしれないし、説明不足で読み方を取り違えてしまうかもしれない。一度打ち終えたら自分で読み直してみよう。

ただ、逆にこの「だらだら」メールが良い、という場合もある。とにかくお話さえすればよい、というチャットライクなメールの場合だ。これはもちろん気心が知れた間同士での話。

「な」いよう(内容)は一通に一件

文字量が制限された携帯メールの中で、複数の内容を伝えようとすると読み手も混乱するし、メールも冗長になる。また、タイトルと本文の内容が一致せず、意思の疎通が図りにくくなる。

一通のメールには一つの件についてのみ。しかもタイトルと内容が一致する形で。この考えを守ってメールを作れば、送り手も受け手も間違いを起こすことは少なくなるだろう。


一つ、遅延メールの件について補足をしておこう。正直な話、携帯メールが即時に相手に届くとは限らない。昔ほどひどくはないが、それでも送信したメールが数時間たってから相手に届くこともある。また、相手の携帯が電波の届かない場所にあるか電源が切られていれば、受信タイミングはますますずれることになる。

「携帯メールならすぐに読んでくれるよね」と思っていると、痛い目にあうことも多い。緊急に事を要するならば、メールではなく直接電話をするべきだろう。

また、「あ」の項目ともリンクする話だが、夜9時ごろ「まだ起きているだろう」と思って出したメールが遅延し、真夜中に届く可能性もある。夜のあまり不必要なメール送信は控えた方がよいかもしれない。

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