野村総研が業務で使ったパソコンの再利用を促進するプログラム実施へ

2007年04月12日 08:00

時節イメージ【野村総合研究所(4307)】は4月11日、環境に配慮し、業務に使用したパソコンの教育機関への贈呈を中心とした、パソコンの再利用プログラムを今年度から推進すると発表した(【発表リリース】)。第一弾として11日、リサイクル業者の【ティーズフューチャー】と共同で、中古のパソコン本体と液晶ディスプレイ50台を【サレジオ工業高等専門学校】に寄贈したことも明らかにした。

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今回スタートした取り組みは、野村総研側が業務で使用したあとデータを消去したパソコンの教育機関への寄贈を検討していたところ、元々野村総研の中古パソコンの処分を請け負っていたティーズフューチャー側がこれに賛同し、実現したもの。

贈呈にはデータの消去や動作確認、クリーニングなどが必要になるが、これらはティーズフューチャーが負担し、運送費は野村総研が負担する。

今回寄贈を受けたサレジオ高専側ではこのパソコンを用いて、プログラム開発、文章や図表などを含むプレゼンテーション資料の作成など、電子工学科の授業で活用する予定だという。

リリースによれば今回の野村総研のプログラムはあくまでも「総研内のパソコンの再利用」ということに限定されているようだが、今後ノウハウを習得した上で他企業への呼びかけも推定できる。無料ならば企業アピールに使えるし、あるいは手数料を取ればビジネス(学校側の予算事情もあるので難しくなるかもしれないが)としても成り立つかもしれない。

今後の総研側のアクションに注目したいところだ。

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