東証、自社サイトを大幅リニューアル

2007年04月02日 06:30

【東京証券取引所】は4月1日、自社公式サイトを大幅にリニューアルした。これまでのサイトが基本的に2カラム形式だったものを3カラム形式にして1ページあたりの情報量を増やしたのをはじめ、全般的にあか抜けた形となっている。また、一部メニューへのページURLが変更されているので、内部コンテンツへ直接リンクを設定していた人やブックマークをした人は注意が必要である。

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【東証からのリリース】によると、「必要な情報にアクセスしやすい環境の整備を図るとともに、上場会社検索機能の強化、キッズサイトや東証の業務紹介などのコンテンツの充実を行うため、ホームページを2007年4月1日にリニューアルいたしました」とある。確かに上場を間近にひかえ、さまざまなコンテンツを増やしたり色合いを豊かにする傾向にはあったが、ここまでの大改正には驚かされる人も多いのではないだろうか。

リニューアル後の東京証券取引所公式サイト
リニューアル後の東京証券取引所公式サイト

もっとも大きな変更点は最初に説明したように3カラム方式(縦3段組)に変更されたこと。横幅を大きく取ってブラウザを開く必要が生じるようになったが、情報量は飛躍的に増大した。また、全体的な描写やカラーリングが「あか抜け」、これまでのサイトの見た目がお世辞にも新しいとはいいがたいものだったに対し、今デザインはすっきりとした形に。

また、特徴説明でも強調しているが、「個人や一般」「上場会社」「上場を目指す人」「市場関係者」と4つの利用者層ごとにメニューを設けているのもユニークな構成。トップページにTOPIXや東証マザーズ指数、東証REIT指数のチャートを持ってきたのも、ようやくではあるが、分かりやすい。

さらに「検索機能の充実」「中国語・韓国語サイトの新設」「中学生・高校生対象の経済コーナーの新設」「東証の業務紹介の新設」など、上場に向けた動きと見られるような機能の拡充も見て取れる。

ボリューム、操作系共に大幅に増加したため、はじめのうちは戸惑うことは必至だろう。しかしじきになれ、その便利さにあらためて納得し、多くの人がうなづくに違いない。

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