ゲームソフトランキング更新・『無双』集大成が大飛躍

2007年04月01日 11:00

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した2007年3月19日~3月25日の週間ソフト・ハードセルスルーランキングによれば、今週計測週のトップにはコーエーのアクション格闘ゲーム『無双』シリーズの集大成ともいえる『無双OROCHI』がついた。『三國無双』と『戦国無双』の両シリーズから77名以上のキャラクターが集まった、まさにオールスターゲーム。世界観などどこ吹く風で、戦国時代と三国志時代の武将が乱舞する様子は、まさにゲームならではのものといえよう。「ちぎっては投げ」が大好きな層向け『スパロボ』ライクなこのタイトル、次週以降も好成績が期待できよう。

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第二位にはトップこそ奪われてしまったものの『ヨッシーアイランドDS』が高ポジションに。年齢層を問わず気軽に楽しめて末永く遊べるゲームを送り出すことでは、任天堂にかなうものはあるまい、と再認識させられるタイトルといえる。

第三位には「ドラゴンボールZ」の世界観をテーマにしたカードロールプレイングゲーム『ドラゴンボールZ 遥かなる悟空伝説』が。すべての行動をカードで操作するため、ボード上のカードゲームの雰囲気でプレイは進む。人気の高い素材を使っていることもありセールス初週は今回のように好調な出だしとなったが、購入者の感想が両極端なのが気になる。シンプル過ぎるのを子ども向けとして善しとするのか、それとも手を抜いていると見るのか……。市場の評価は次週以降明らかになることだろう。

第四位は知的アクションパズルゲーム『ことばのパズル もじぴったんDS』が。文字パーツを埋め合わせてクロスワードパズルふうに、辞書に登録されている言葉を作っていくというアクションパズルゲーム。軽快なBGMと共に、単なるパズルゲーム以上に色々と考えさせられ、楽しませてくれる、良い意味でのシンプルなカジュアルゲーム。先日当方も体験版をDS本体にダウンロードしてプレイしてみたが、やはり面白い。パーツを置いて言葉ができて「ああ、こんな言葉があったのね」と感心させられたり、次々に言葉が連鎖で完成した時の爽快感はたまらないものがある。

比較的停滞気味となる年度末だが、今回計測週は新作・旧作共にそこそこ良いものが登場し、ランキングの上位を占めるという好ましい結果となった。次週以降、年度が変わってもこの雰囲気を維持してほしいものだ。


(最終更新:2013/08/17)

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