スクエニもDSを実用端末へ・趣味や教養ソフト「DS:Style」シリーズスタート

2007年04月07日 11:00

ゲームイメージ【スクウェア・エニックス(9684)】は4月6日、趣味や教養分野に特化したソフトを幅広い年代に人気のニンテンドーDSで展開する新シリーズ「DS:Style(ディーエス・スタイル)」を立ち上げると発表した(【発表リリース、PDF】)。第一弾となる『地球の歩き方DS』(イタリア編、フランス編、タイ編)などを逐次2007年夏から発売するという。

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リリースによると今回立ち上げられた「DS:Style」のコンセプトは「豊かで知的な遊びのスタイルを提供」。特にDSユーザーで顕著な、ゲームの幅広い年齢層・人口への展開を背景に増加しつつある趣味や教養の市場をとらえ、さらに各分野においてコンテンツやノウハウを有するゲーム業界以外の企業とのコラボレーションを図るため、今回このシリーズを立ち上げたとのこと。

今回発表されたタイトルは次の通り。

『地球の歩き方DS』(イタリア編、フランス編、タイ編)(協力・監修:ダイヤモンド・ビッグ社)
『花咲くDSガーデニングLife』(監修:NHKエデュケーショナル、素材提供「趣味の園芸」)
『DSでクラシック 聴いてみませんか?』(協力:東芝EMI)
『今日から始めるDSヨガレッスン(仮称)』(監修:ティップネス)


これら6タイトルを第一弾として2007年から発売し、さらに第二弾として3タイトルが用意されているという。一部タイトルで【他社のほぼ同等タイトル】とガチバトルが繰り広げられそうな気もするが、気のせいだろう。

『ドラクエ』や『ファイナルファンタジー』で名を知られる”あの”スクエニも実用ソフト分野に参入という、ゲーム業界としてはかなり衝撃的な話ではある。また、発表タイトルもこれまでの「脳トレ」系やレシピ系という分野ではなく、クラシックや園芸など、独創的な分野にも手を伸ばしているのが興味深い。このあたり、スクエニのふところの深さが思い知らされよう。

将来的にはコミュニティへのアクセスが可能となる「たまひよクラブ」的な育児関連ソフトや、政治家養成ソフト、さらにはゲームクリエイターを目指す人のためのトレーニングソフト……などというものも出てくるかもしれない。もちろん、それはそれでユカイな話ではある。

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