「デキるヤツ」になるビジネススタイル5か条

2007年04月08日 19:30

時節イメージ先日調べ物をしていると書庫から5年前の情報誌が出てきた。それに掲載されていた「超保存版 デキるヤツ・デキないヤツを科学する!?」という特集記事に書かれている話がなかなか興味深いのでここにまとめてみることにする。「あるある」事件でこういう話は色々ウサンくさく聴こえるようになってしまったが、書かれてあることは確かにうなづけるものばかり。まずは「『デキるヤツ』になるビジネススタイル5か条」。

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1.スケジューリングが細かい
2.忙しくても忙しいと感じない
3.思いついたアイディアをすぐにメモする
4.やるべきことにすぐ手をつける
5.机のどこに何があるのかがわかる


仕事においてこの5か条を守ることで、「デキるヤツ」になるかも、というものだ。こうやってリスト化してみると、なんだ簡単そうだなと思うかもしれない。が、実際にこれらを今までしてこない人が継続できるかとなると、案外難しいものだ。

「スケジューリングが細かい」と、一つ一つの実践目標が小刻みになるので、中だるみの時間が短くなり、仕事の効率があがるという説明。なるほどこれは理解できる。

「忙しくても忙しいと感じない」ということは、イコールその作業を楽しんでいることに他ならないのだという。作業に興味をもち、わくわくしていれば、「忙しい」、つまりその時間を費やすことに苦労を感じることもなくなるとのこと。口ぐせで「ああ忙しい忙しい」と自己暗示にかけてしまうのも×。

「思いついたアイディアをすぐにメモする」。これは結構有名な話。頭の中に突然ぽんっと沸いたアイディアは案外すぐに忘却の彼方に行ってしまうもの。そうなる前にすかさずメモする。自分のフラッシュアイディアを蓄積することで、新しい発想のきっかけになることもよくある。メモの使い魔としてはワタミフードの【渡邉美樹社長の話】が有名。当方もくだんのタナベ特製手帖を常に持ち歩き、何か思いついたことや気が付いた案件があれば、すぐにメモに書き留めておくクセをつけている。例えそのネタ自身が使い物にならないようなものでも、それを元に別の発想が生まれることもあるからだ。

「やるべきことにすぐ手をつける」。一度必要な事項に目を通しておけば無意識のうちに頭の片隅でそのことについて色々考える時間が取れるようになる。後で本腰を入れて取り掛かる際にも、十分な準備要素となりうるというもの。いわば深層意識を活用するため、少しでも早く頭に叩き込んでおこうというものだ。

最後は「机のどこに何があるのかがわかる」。机が整理されているということは、記憶そのものを分類する能力にも優れていることを表すらしい。何か必要なことがらを記憶の中から引っ張り出すとき、整理がされていればすぐに思いついたり、必要な別のことがらとのリンケージもしやすいということ。ただ、整理整頓が出来ていればよいというわけではなく、要は「何がどこにあるのか、頭にちゃんとインデックス(関連付け)されているかどうか」ということ。極論として、机の上がぐちゃぐちゃでも、すべてのモノがどこにあるのかすぐに分かり引き出せるのなら問題はナシということになる。


何となくうさんくささ、「あるある」くささを感じなくもないが、それでも例えば「すぐにメモする」ことなどはすぐにでも始められるような話。最近は携帯電話のメモ機能も充実しているので、その機能を用いるなり、自分のパソコンのメアド宛にメール送信をしてあとでじっくり読み返すという手もある。スケジューリングや「すぐやる」もすぐに実践できそうだ。

実践してみたところで何か損をするわけではない。むしろ実際にやってみて、ちょっとでも「なんか変わってきたカナ?」と思えたらしめたものである。

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