占いサイトの利用経験者は46.8%、結果が気になる人は「ちょっとだけ」が過半数

2007年04月02日 06:30

【Japan.Internet.com】の発表した調査結果によると、特に女性陣が大いに気にしているであろうネット上やケータイサービスの「占い」について、約半数の46.8%が何らかの形で利用したことがあるものの、その結果の信用度・傾注度は「少し気になる」が過半数の55.4%を占めていることが明らかになった。生活の流れの中で、ちょっとしたスパイス的なものを求めていることがうかがえる。

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今調査はネットを通じて行ったもので回答者数は1079名。男女比は男性対女性が51.71対48.29。年齢別では20・30・40・50代がそれぞれ約2割強で、60代が1割程度。

全員のうちオンラインサイトを利用したことがあると回答したユーザーは46.8%にものぼり、知名度・利用者度はかなりの数にのぼることがわかった。その一方、その占いの結果が気になるかどうかという問いには、「気になる」と答えた人は9.5%と一割にも満たず、「少し気になる」とした人が過半数の55.4%を占めた。「あまり気にならない」が28.1%と続き、「気にならない」が6.9%となっている。

占いサイトでの結果が気になるかどうか。
占いサイトでの結果が気になるかどうか。

これを「多かれ少なかれ気にしている人が8割以上」と見るべきなのか、「大きく信頼しているわけではない人が9割以上と見るべきなのか、微妙なところではある。ともあれ「真剣になって信じ込んでいる人がさほどいるわけではない」ことだけは確かなようだ。

それは次の「これまで利用した占いサイトの種類」からもうかがえる。占いの専用サイトを選んだ人はそれほど多くなく、ポータルサイトなどにあるような「おまけ的コンテンツ」での占いを利用した人が多くを占めているのである。

これまで利用した占いサイトの種類。
これまで利用した占いサイトの種類。

これらのことから、ネット上(携帯電話も含む)の占いサイト利用者の多くは「テレビのニュース内の『●×占い』コーナーにあるような、出かけにちょっと見てこれから一日に向けた意気込みを新たにする程度のもの」として受け止め、真剣になってネット上の占いを行い、信じているわけではないことが分かる。

「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という言葉にもあるように、占いの結果は適度に信じ、それに振り回されないようにすることが肝要。その意味では、ネット上の占いサイトやコンテンツの利用者は、実に賢い利用方法をしていることが推測できよう。

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