技能五輪とブラジル移民100年の記念硬貨発行決定

2007年04月18日 06:30

【財務省】は4月17日、11月に静岡県で開催される「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会」を記念するための1000円銀貨を発行すると発表した。また同時に、日本人のブラジルへの移民100年を来年に迎えるにあたっての記念500円黄銅貨も発行すると発表している(発表リリース)。

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今回発行が決定した「技能五輪記念千円銀貨」は、額面・製造費用を下回らない価格で販売する、俗に言う「プレミアム型記念貨幣」。額面は1000円だが販売価格は6000円となる。販売予定時期は10月頃で、8万枚の発行を予定している。図柄は表が虹と大会シンボルマーク、裏が富士山のカラー記念硬貨。シンボルマーク部分が虹の七色に塗り分けられ、特徴あるカラーリングが施されている(【図版参照】)。純銀製で発行枚数は8万枚。

一方、「ブラジル移民100年記念貨幣」は額面価格で引き換えを行う通常スタイルの記念貨幣で、額面は500円。表がサントスの記念像で裏が桜とコーヒーの実という、日本とブラジルを象徴する絵柄になっている。発行枚数は今後決定され、引き換え自身は来年3月に行われる予定(【図版参照】)。

特に千円銀貨はプレミア型記念貨幣としては久々で、かつカラーコインとしてきわめて珍しいもの。多くのコイン収集家の注目を集めることだろう。

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