復刻版 懐かしお菓子(セブン&アイ オリジナル)

2007年03月16日 12:35

復刻版 懐かしお菓子(セブン&アイ オリジナル)イメージGarbage Shot」第五十九回。今回は【セブンイレブン(3382)】でキャンペーンアイテムとして販売されている、昔なつかしいお菓子の復刻版シリーズ。その名も「復刻版 懐かしお菓子(セブン&アイ オリジナル)」。3月15日に近所の店舗で確認したのだが、残念ながら公式サイト上ではその告知について見つけることが出来なかった。恐らくは、数あるイベント・キャンペーンシリーズの中でもよくあるパターン「こっそりやってるけど、ホームページに載せるほどのものでもないね」のものだと思われる。

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ちょっとレトロチックな棚に収められたお菓子たちは年代こそ違えどいずれも、今はパッケージがリニューアルしたりすでに販売が終了した、昔を思い起こさせるレトロチックなものばかり。一瞬「あれ? なんで今頃???」と勘違いしてしまったほどだ。

復刻版 懐かしお菓子(セブン&アイ オリジナル)
復刻版 懐かしお菓子(セブン&アイ オリジナル)。店舗で確認できた全種類を一堂に集めてみた。1960年代から2000年代までの、懐かしいパッケージのものばかり。

今回復刻版として再現されたのは、古くは【森永製菓(2201)】のチョコレート「ハイクラウン」(1964年から発売)、新しいものでも2002年の「ドラゴンボールZウェファーチョコ」「機動戦士ガンダムウェハーチョコ」と、年季の入ったものばかり。誤解はしていないと思うがこれらはあくまでも当時のパッケージや内容物を再現した復刻版で、当時のものをそのまま倉庫からひっぱりだしてきたわけではない(笑)。

一番レトロっぽさがにじみ出ているグリコビスコ。
一番レトロっぽさがにじみ出ているグリコビスコ。今ではもう少しすっきりとしたビジュアルになっている
ハイクラウン
森永のハイクラウン。ずっしり感を持つチョコレートが3本入っている。当時は70円だったとのこと。

グリコビスコやハイクラウンなど、一斉を風靡したお菓子たちは、きっと買い物に来た中高年齢層の目に留まることだろう。【森永のデータ】によると、「ハイクラウン」は外国産チョコに対抗するための森永の切り札だったようだ。このチョコをきっかけにチョコレートが「量から質」の時代に変わっていったともある。つまりはチョコの歴史のターニングポイントを作り上げた偉人ならぬ偉チョコなわけだ。ちなみにテレビCMで「ハーイ、クラウンチョコレート」というのがあったようだが、さすがにそれは見たことがない。

「ガンダム総集編」
「ガンダム総集編」とその構成。クリアカード一枚とウェファーチョコ1枚が入っている。

アニメや漫画をテーマにしたオマケつき菓子は、対象作品の人気がなければすぐにすたれてしまうし、人気が出たら出たでシリーズ化したりさまざまな切り口の商品が発売されるので単種類としての寿命もそれほど長くなく、どちらにしても個別の商品としてはすぐに「レトロ」の仲間入りをしてしまう。「ガンダム」や「ドラゴンボールZ」にしてもしかり。

今回の復刻版シリーズで嬉しいのは、中に入っているオマケも当時のものを再現していること。登場するキャラクタにも懐かしさを覚えることだろう。ちなみに今回の場合、「機動戦士ガンダム総集編」には「Zガンダム」、「ドラゴンボールZ」には「亀仙人」のクリアカードが入っていた。また、「機動戦士ガンダム モビルスーツセレクト」にはアッガイが。10個も部品がない簡単なものなので、後で組み立てる予定だ。

すべてのセブンイレブンでこの催しが行われているとは限らない。が、もし見かけることがあれば、懐かしさ(あるいは逆に目新しさ)の雰囲気に身をゆだねてみるのも良いかもしれない。

ちなみに価格までは当時のを再現しているわけではない。例えば上記「ハイクラウン」なら当時は70円だったが復刻版は税込みで126円。一応、念のため。

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