ゲームソフトランキング更新・わくわくモンスターハンティングゲームがトップ

2007年03月04日 09:00

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した2007年2月19日~2月25日の週間ソフト・ハードセルスルーランキングによれば、今週のトップには楽しく恐竜のようなモンスターを狩っていく狩猟シミュレーションゲーム『モンスターハンターポータブル 2nd』がついた。前作は同じPSPというプラットフォームで80万本のセールスをはじき出したビックタイトルで期待が持たれていたが、ワイルドな気分を満喫出来る狩猟生活ゲームとしての楽しさは変わらず、さまざまな要素が追加され、多くの人を納得させられるだけの仕上がりとなっている。最大4人まででプレイができ、初心者にも優しいつくりであるのがポイント。

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第二位にはパソコンでの人気シリーズタイトルの移植作『ひぐらしのなく頃に祭』が。メーカー側の説明いわく「サスペンスアドベンチャーノベル」と称されたジャンル(要は「サウンドノベル」)の当タイトル、『街』などと同様にアドベンチャーゲームではあるものの、ストーリーを「読み進める」感の強いシナリオとなっている。途中で選んだ選択肢によって後半のストーリーが大きく変化し、さまざまな「もしも」が体感できる作品でもあるが、原作(パソコン版)と比べると過激表現が自粛されたことや絵のタッチの好き嫌いが分かれるところなど、原作ファンを中心に色々とツッコミが入っているのも事実。しかし、はじめて「ひぐらし」に触れる人にはこの方がよい、という意見も多い。感情移入しやすくて、ホラーが苦手、という人は注意してプレイしよう。

第三位には「手ごわいシミュレーション」最新作の『ファイアーエムブレム 暁の女神』が。シリーズとしては第10作目にあたる近作は、ファンタジーシミュレーションゲームとしては知名度も高く、多くのファンをひきつけて止まない魅力あふれる息の長いシリーズタイトルとして、また任天堂の代表作品の一つとして知られている。シリーズで初めて高低差のあるマップを採用したのも特徴。

第四位はこちらも新作の『シムシティDS』が。街づくりシミュレーションの、そして「シム系」と呼ばれる箱庭・アリの巣観察キット型シミュレーションゲームの元祖でもある『シムシティ』のDS版で、原作の面影を残しつつ進化リニューアルしまくった結果がここにある。プレイヤーは市長の立場から都市計画を創り市政をこなし、町の発展を目指していくというシミュレーションゲームだが、DS版特有の昨日としてアドバイザーの導入やすれ違い通信でボーナス建物を交換する仕組みも用意されている。

今回計測週でも先週に引き続き新作が上位を占めており、年度末の新作ラッシュ再びという感が強いランキングとなった。とはいえ、消化試合に登場するやつれた敗戦投手ということでは決してなく、小粒かもしれないがピリリと辛い良作が上位を占めたのが今週の特徴。個性の強弱はあるが、どのタイトルも購入ユーザーの多くが満足するであろう内容といえるだろう。


(最終更新:2013/08/17)

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