包括的書籍検索サイト「想 - IMAGINE Book Search」

2007年03月03日 19:30

「想 - IMAGINE Book Search」イメージ書籍名や著者から該当する本を探す場合、大抵が直接検索エンジンで調べたり、あるいはアマゾンジャパンで在庫があるかを確認することが多い。しかし最近、それらの手法より役立つかも、という書籍検索サイトを見つけた。それが【想 - IMAGINE Book Search】

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このサイト、複数の書籍関係のデータベースや検索サイトを縦横無尽にチェックして、必要となるデータをリストアップしてくれるというもの。収録冊子データは300万冊以上。対応データベースは基本として「新書マップ・テーマ」「Webcat Plus」「goo Wikipedia記事検索」が選択されており、その他に「文化遺産オンライン」「ウィキペディア」など5つのデータベースを追加検索対象として選べる。

検索結果を元に、複数のデータベースで出た結果をそれぞれチェックしながら調べたい要件について確認が可能。書籍そのものの情報だけに留まらず、関連する情報をも調べられるのが強み。

当方のハンドルネーム「不破雷蔵」で検索。市川雷蔵氏や不破哲三氏など、苗字・名前のどちらかだけ該当するデータまで表示されてしまうのは困りモノ(笑)。
当方のハンドルネーム「不破雷蔵」で検索。市川雷蔵氏や不破哲三氏など、苗字・名前のどちらかだけ該当するデータまで表示されてしまうのは困りモノ(笑)。

複数の検索データベースをまたにかける必要からか、言葉の認識度が甘いのが難点といえば難点。具体的には著者の名前を入力して検索すると、名前と苗字別々に該当するものがピックアップされてしまう。「不破雷蔵」とした場合、「不破」「雷蔵」それぞれ片方だけが入っているものでも検索対象として表示されてしまう、というわけだ。この例の場合、共産党の不破哲三元委員長絡みで、日本共産党の関連書籍まで検索結果として表示されてしまった(笑)。これは検索エンジンで使えるオプション(「””」などでくくって一区切りのキーワードとして認識させる)を用いても変わりないので、「想」の仕様だと思われる。

もちろん著者名以外でもさまざまなキーワードで検索が出来るし、普通の検索エンジンでのリサーチとは違ったおもむきを楽しめる(し、もちろん役立つ)。書籍関係で検索を行う機会の多い人は、一度その使い心地を試してみてはいかがだろうか。

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