「ウィーアーザチャンピオン」!?・Wiiがアメリカの2007年1月でもっとも売れたゲーム機に

2007年02月23日 06:30

【ロイター通信】が報じたところによると、アメリカの市場調査会社【NPD】の調査結果として、[任天堂(7974)]の新世代家庭用ゲーム機『Wii』のアメリカにおける2007年1月の販売台数は43万6000台となり、1月においてもっとも売れたゲーム機となった。

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元記事によれば第二位はソニーのプレイステーション2で29万9000台。それにマイクロソフトのXbox360の29万4000台、ソニーのプレイステーション3・24万4000台が続く。誤差の範囲内とも解釈できるレベルでしかないが、プレイステーション3は1月における3大新世代機バトルでは最後尾についてしまったことになる。

【「年末商戦に売れたハードの過半数は任天堂製」「Wiiは累計100万台突破」米調査機関NPD調べ】でも報じたようにゲーム関連商品が最も売れる年末商戦の真っ只中にある12月において、Wiiは60万4000台、プレイステーション3は49万700台、Xbox360は110万台売れたが、ゲームジャンルセールスの強い勢いをほぼそのまま1月も踏襲したことになる。

ただ今回発表した分も含めて、NPDの調査結果には流通会社で有名なウォルマートや、「mom and pop」社の数字は反映されていない。実際にはこれ以上の売行きを示していることになる。

ある海外メディアでは1月のセールスでWiiが勝利したことについて「Wii(We) are the Champion」(ウィーアーザチャンピオン、Wii(私たち)がチャンピオンだ)と表現している。日本でのゲーム市場動向はアメリカとはずいぶん違いがあるが、それでも日本もアメリカ同様に、Wiiが新世代ゲーム機バトルで勝利していることに違いない。Xbox360が母国アメリカでの勢いを日本にも伝播しうるのか、プレイステーション3が巻き返しをはかるのか、今後の展開に期待したい。


(最終更新:2013/09/12)

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