今度は「ほっかほっか亭」でも期限切れ問題

2007年02月07日 06:30

時節イメージ全国に「ほっかほっか亭」などのお弁当チェーン店を展開している【プレナス(9945)】は2月7日、「ほっかほっか亭」の291店舗で、消費期限が最大で6時間経過したサラダ、ミニうどん、ドレッシングが販売提供されていたことが明らかになった(【発表リリース、PDF】)。

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これはプレナス側が独自調査をした結果判明したもの。サラダとミニうどんは289店舗、ドレッシングの小袋で2店舗において、社内基準として設けられている消費期限を超えた商品を販売していたことが明らかになった。中には消費期限が切れた期限シールをそのままにして販売していたり、さらには期限を書き換えたシールを貼りなおしたりなど、問題行為も見られたという。

プレナス側では消費期限外の商品も食品保存試験などで安全性が確認されている期限内であったため健康上の問題はないとするものの「今回の事態を極めて重大に受け止め、お客様をはじめ、関係各位には大変ご迷惑をおかけいたしましたことを、深くお詫び申し上げます」とコメントしている。なお、これまでにお客体調不良等のお申し出は寄せられていないとのこと。

【不二家(2211)】の件を皮切りに食品を取り扱うメーカーに期限に関する厳しい目が向けられるようになり、いわば「連鎖反応」が起きているのは事実。「たかだか数時間くらい別にどうってことはないではないか」という印象もあるが、逆にそのような「ゆるみ」を放置しておくとだんだんとたがが外れていき、しまいには実被害が出るような事態が生じてしまう。

あまりにも過敏になるのも問題だが、今回の一連の騒動はむしろ「食品衛生管理を見直すよい機会」として、関係各社は対応にあたってほしいものだ。

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