ゲームソフトランキング更新・あの「話題作」がトップに

2007年02月03日 08:30

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した2007年1月22日~1月28日の週間ソフト・ハードセルスルーランキングによれば、今週のトップには国内外でさまざまな意味で「話題作」となったアクションカーゲーム『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス(Z区分)』がついた。1990年代のアメリカを舞台に、さまざまな車にまたがって暴走し、ミッションをこなしていくという「ミッションクリア型アクションゲーム」。非常にリアルな表現を求めたこともあり、非常にアグレッシブでアクティブな内容であるがため、ある意味究極の自由度を誇るゲーム・リアルさではぬきんでているとも呼べるし、非道徳極まりない内容ともいえる。賛否両論が吹き荒れる中、セールス結果がすべてを物語っている。なおこのタイトルは日本国内においてはCEROのZ区分にレーティングされているため、たとえ通販においても18歳未満は購入不可なのでご注意を。

スポンサードリンク

第二位には再び順位を上げた『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』が。先日同タイトルの出荷が100万本を突破したというニュースをお伝えしたが、今回のランキングもそれを反映した(二次生産ロットが出回り始めた)がためのものなのだろう。本編にあたる『ドラクエDS』が発売されるまで、この好調さを維持できるか、見て観たいものだ。

第三位には『三国志大戦DS』が。ゲームセンターで筐体型ゲームとカードゲームをマッチングさせたものとして、「女の子はラブ&ベリー、男の子はムシキング、大きなお子さまは三国志大戦」といわれるくらい、多くの学生や若年層に受け入れられたアーケード・カードゲームのDS版。カードリーダーが未採用なのは残念だが、タッチペンでの操作やグラフィック・音声の質の高さ、無線対戦での面白さなどはほぼ及第点。携帯ゲーム機としてのDSの新たな楽しみを発見する人も多いだろう。

第四位はこちらも新作の『ピクロスDS』が。数字をヒントにドット絵を作っていくという、ピクチャークロスワードゲームのDS版で、ゲームボーイ版の『マリオのピクロス』などの最新版にあたるとのこと。DSではタッチペンが使えるため操作性が飛躍的に向上し、楽しく遊べるように。脳力開発という観点でもプラスになるかも。

今回計測週では先週同様新作がずらりと並んだが、先週のラインアップと比べれば「ドキドキ感」をハートに抱けるタイトルが多く、ほっとした次第。第五位におさまった『ウィッシュルーム 天使の記憶』も、任天堂発としては珍しい渋めの雰囲気がたまらないモノトーンの「触れる小説」というコンセプトのもとに創られたアドベンチャーゲームとして、ネット界隈では評判が高い。今後どこまで成績を伸ばすのか気になるところだ。


(最終更新:2013/08/17)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ