ステルス戦闘機F22Aラプター、沖縄嘉手納基地に第一弾2機が到着

2007年02月17日 19:00

F22Aラプターイメージ【NIKKEI NeT】など各報道機関が報じたところによると、先に【ステルス戦闘機F22ラプター、2月11日に沖縄嘉手納基地に到着】などで報じたように、沖縄の嘉手納基地に一時的に配備が決まっていたアメリカの最新鋭ステルス戦闘機F22(A)ラプター(Raptor)が2月17日の正午過ぎ、同基地に到着した。第一便として今日は2機が到着し、残りの10機も明日午後には到着する予定だという。

スポンサードリンク

F22Aラプターイメージ米政府は配備理由について「極東における米軍の適切な抑止体制を維持するため」と日本政府に説明している。また【嘉手納基地の公式サイト】では今件に関する記述は一切行われていない。

F-22Aはレーダーに映りにくいというステルス性能を持つアメリカ空軍の最新鋭戦闘機。開発元のロッキード社によれば「落下中の目標物26個に対してすべてに命中弾を与えるのに成功」「F15を相手にするのなら同時に6機に対処できる」「空中戦では140勝0敗の成績」「稼働率97%という高度運用性」などの高性能を誇る。今回の配備にあわせ整備要員などの人員250人ほども合わせて派遣される。

ただし今回の配備は期間を数週間から長くとも5か月程度になる見込みで、在日米軍側では「特定の脅威を想定したものではない」ともコメントしている。一応状況が進展したともいわれている六か国協議ではこのF22Aに関する言及が行われたとの話も一部には伝わっているが、今回の来訪が何らかのブラフ・圧力をかけている意図があるのかどうかは不明。

すでに元記事では共同通信による、基地内に到着したF22Aの写真が掲載されている。今後一般マスコミやファン・マニアによるF22Aを撮影した写真が次々とネット上に掲載されることだろう。


■関連記事:
【空自次期戦闘機、F/A18・F15FX・ユーロファイターの3機種に絞り込みへ】
【ステルス戦闘機F22ラプターの嘉手納基地への到着再び遅れる】

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ