一人一台モバイル電話時代へ~1月の携帯電話・PHS契約数が1億件を突破

2007年02月08日 08:00

モバイルイメージ【電気通信事業者協会】は2月7日、2007年1月末現在における携帯電話やPHSなどの契約者数を発表した(【発表リリース】)。それによると1月末における携帯電話の契約数は9531万5200件、PHSは490万9300件となり、両方をあわせた契約数は1億22万4500件ではじめて1億件を突破した。

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携帯電話の契約数は前月比で1%増加、PHSは0.4%増加となり、両方ともわずかに増加している。事業者別では【NTTドコモ(9437)】が5222万800件で純増数が7000となり、トップシェアをキープ。【KDDI・沖縄セルラー電話(9433)】が2743万3900件で純増数が20万8400件と大幅増、【ソフトバンクモバイル(9984)】が1566万500件で純増数が16万4000件とこちらも大幅な増加が見られた。いずれもナンバーポータビリティによる影響と思われるが、特にKDDIは純増数で6か月連続してのトップを維持している。

ボーダフォンのソフトバンクによる買収やナンバーポータビリティの導入以降大手三社によるシェア確保競争が激化し、ドコモの絶対優位性が崩れるのでは、三社鼎立状態になるのでは、という予想があった。少なくとも直近においては第二位・第三位に位置するKDDIとソフトバンクが急速にシェアを拡大し、ドコモとの距離を縮めつつあり、三社鼎立状態に近づきつつあるようすがうかがえよう。

ナンバーポータビリティ導入直後のブームも一息つき、今後三社間の契約者の行き来がどのような動きを見せるか、引き続き注目していきたいところだ。

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