SNS「mixi」、ユーザー数800万人突破と発表

2007年01月30日 06:30

mixiイメージ【ミクシィ(2121)】は1月29日、同社が運営しているSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)【mixi】について、登録ユーザー数が800万人を超えたと発表した(【発表リリース】)。現在の20代前半の人口の約1/3がmixiを利用しているという計算になるとしている。

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ミクシィではすでにmixiのモバイル版について「1日1億ページビューを突破した」旨のリリースを発表しており(【プレスリリース】)、この際に2006年11月12日現在で登録者数は660万人を数えていると発表していた。3か月足らずでそれからさらに140万人上積みしたことになり、同社のスケールメリットの拡大が見て取れる。

ミクシィ側では今回の「登録者数800万人突破」について

「今回、ユーザー数が800万人を超えたことで、また一歩コミュニケーション・インフラに近づくことができたと思っています。昨年の12月より、モバイルによる登録が可能になったことが大きく影響していると考えています。

現在、20代前半の人口の約1/3がmixiを利用するようになり、また、mixi全体のページビュー(PCからとモバイルからのアクセス合計)は、12月は若干の低下が見られたものの、1月は100億PVという数字が間近となりました。

このように多くの方々にご利用頂いていることの重責を忘れず、より使いやすく楽しいサービスを提供して参りたいと思います」


とコメントしている。

株式の公開前後と比べればIRも充実してきたし(当初はプレスリリースのコーナーすら無かった)、次々と指摘される諸問題にも逐次対応する姿勢を見せ、それを実践しており、着実に進歩発展を見せているかに見えるmixi。一時は500万人超あたりから伸び悩みも見られたものの、リリースにもあるようにモバイル版の導入でさらに飛躍に拍車がかかり、登録者数の増加は続いている。

リリースを見れば分かるが若年層の利用者数が多く、さらに男性よりも女性の割合が多いのも特徴の一つ。この特徴を活かしつつ、今後さらにどこまで会員数を伸ばして媒体としての影響力を強め、ビジネスに活用していくことになるのか注目したいところだ。

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