米オークションサイトのイーベイでゲーム内アイテム売買の禁止へ

2007年01月31日 06:30

【CNET Japan】の報によればアメリカ最大手のネットオークションサイトの【ebay】ではオンラインゲームなどで入手したアイテムをはじめとする各種資産を、同オークションで取引することについて禁止する決定を下したことを明らかにした。対象ゲームには海外で流行している、『World of Warcraft』や『City of Heroes』などが含まれる。ただし『セカンドライフ(Second Life)』は対象から除外されているとのこと。

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元記事によると今回の禁止措置は、オンラインゲーム運営会社が自らのゲーム内でRMT(Real Money Trade)を禁止するルールを設けているため、それに従う形での決定と思われる。ただし今回オークションサイト最大手でゲームアイテムのオークションでもトップのシェアを誇っていたebayが禁止することにより、他の専用サイトに移行するするだけではとも指摘されている。ちなみにRMTの市場・取引規模は年間2億5000万ドル~8億8000万ドル(300億円~1056億円)とのこと。

要は「結構な上客ではあるけれど、ゲーム運営側が禁止している行為を容認してはいけないな」という判断をebayが下したことになる。

日本ではオークションサイトというと【ヤフーオークション】が頭に思い浮かぶ。ヤフーオークションでもネットゲームのアイテムなどは一部で取引されているのを確認することができた。しかし「ゲーム運営会社が禁止している」という状況は日本でも変わるところが無く、今後ヤフーオークション側でも同様の措置が採られる可能性は低くないと思われる。

なお『Second Life』が規制対象から除外されているのは、運営会社側がRMT行為を容認しているため。単に「RMTは全部ダメ」なのではなく、あくまでも「してはいけないことを取り締まっただけ」ということなわけだ。

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