マックグリドル

2007年01月15日 20:45

マックグリドルイメージGarbage Shot」第五十二回。今回は以前【朝マックに新メニュー「マックグリドル」を発売・マクドナルド(2702)で1月15日から】で紹介した、本日1月15日から全国の【マクドナルド】で販売を開始した朝の新メニュー、マックグリドル。前回の「マジックフレーク」同様、「甘くてしょっぱい」という複合技系の味わいだという噂なのだが……。

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ようやく情報が公開され始めた【マックグリドルの公式サイト】には、キャンペーン専用のショップや発表会レポート、試食会レポート、コマーシャルライブラリ、商品情報などが掲載されている。このマックグリドル、マフィンシリーズなどと同様に朝メニューなので、朝の10時半までしか販売されていない。勤め人などは通勤・通学時に購入するか、休みの日にしか出会う機会はないわけだ。

発売初日の今日、早速地元のマクドナルドで購入。初日ということもあり準備不足の不安もあったがさすがそのあたりは抜かりなく、他のメニュー同様に速攻で購入できた。レジ横には紹介用のパンフレットがあったのでそれも入手。

配られていたパンフレット。マックグリドルの簡単な説明が記載されている。
配られていたパンフレット。マックグリドルの簡単な説明が記載されている。

マックグリドルは先行発売されているアメリカでも大人気のメニューの一つで、その人気の高さと美味しさから、アメリカ・マクドナルドのCEOをして「朝メニューを24時間販売にしてしまえ(【参考:マックが朝食メニューを終日提供か、米マックでCEOが検討中と発言】)」と発言させたほど。英語のつづりは「Mcgriddles」。さまざまなブロガーが賛否両論の意見を挙げている。驚きの味と太鼓判を押す人もいれば「なんてこったい、化学製品かよ。次からはマフィンにシロップをかけて食べるぜ」と愚痴をこぼす人も。

それはともかく。早速発売されている3種類(アメリカ版と同じ)である「ソーセージ」「ソーセージ&エッグ・チーズ」「ベーコン&エッグ・チーズ」を購入。ちなみに価格はソーセージのみが200円であとは240円。ハッシュポテトとドリンク付のセットも販売中。

マックグリドルを開封
開封したマックグリドル。手前がソーセージのみ、奥左がエッグ・チーズ付、奥右がベーコン&エッグ・チーズ。ぱっと見で、大判焼きを思い起こさせる。

封を解いて中を開けてみると、シロップをかけたホットケーキのような、独特の甘い香りが鼻腔を刺激する。ハンバーガーやマフィンのたぐいには無かった香り。とりあえず並べてみるが、バンズ(パンの部分)がマフィンやパンではなく、パンケーキなので、ふかふかもこもことした見た目が特徴。上の部分にはマクドナルドの「M」の焼印。

見た目はそのふかふか感からちょっとした大判焼き、あるいはスイーツのようにも見える。が、バンズの間に挟まっているのはブレックファストソーセージやチーズ、焼き卵。何となく不思議なイメージ。

マックグリドルを分解
各パーツはごく普通のソーセージや焼き卵。ただ、バンズを実際に口に含んでみると、ふわっとした甘さが口に広がる。断面を見てみるとところどころにシロップが。
マックグリドル断面図
マックグリドルのエッグ・チーズ付断面図。スイーツ+朝食のおかずという、ちょっと不思議な組み合わせ。

各パーツはごく普通のソーセージや焼き卵。ただ、バンズを実際に口に含んでみると、ふわっとした甘さが口に広がる。断面を見てみるとところどころにシロップが。パンフレットに目を通していわく「メープル風シロップを入れた」とのこと。なるほど、あの甘い香りはここからなのか。

「パーツ」を元に戻して、バンズやソーセージなどをいっぺんに食べてみる。上下のバンズの「ふわっ」とした歯ざわりと共に甘みが味覚を刺激し、さらに中身の卵やソーセージのむちっとした食感と塩味が浸透する。直前にバンズの甘味が口に広がっているので、塩味が余計に印象的となる。先のショットコーナーで紹介した「マジックフレーク」以上の「相反する味が同時に到来し、両方とも味の深みを際立たせる楽しみ」が体験できる。

正式発売前のキャンペーンや、アメリカでの展開の状況を見てみると、スイーツ感覚で食べられるマックの朝メニューとしての意味合いが強いらしい。実際、OLや女子学生などにも受けているし、その層を狙っているようでもある。実際朝メニューのスイーツ系のものとしてはヨーグルトやホットケーキがあるが、それらよりももう少しボリューム感があり、「スイーツのようなちゃんとした朝食のようなものを」という贅沢な要望に応えるポジションに、マックグリドルは位置しているのだろう。

最後に。三種の中身を全部ピックアップして、今流行の「ギガマック」ならぬ「ギガグリドル」を創ってみた。

ギガグリドル
ギガグリドル

……何か非常にしてはいけないことをしでかしてしまったような気分になったのは気のせいだろうか(笑)。

ちなみにこれらのメニュー、公式サイトを見ればお分かりのように、結構カロリーも塩分も高い。当方はといえば多少試食した後はしっかり封印し、数日に分けて食べる予定である。「後でスタッフが美味しくいただきました」ではないが、最終的にはちゃんと腹に収めるのでご安心を。

最後に、【Youtubeの新しい活用法……「BubblePLY.com」で吹き出しをつけて楽しく、有益に】で紹介した【BubblePLY.com】を使い、簡単な紹介動画を作ってみた。稚拙な出来だが、雰囲気だけでも感じ取っていただければ幸いである。

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