ステルス戦闘機F22ラプターが沖縄嘉手納基地に一時的に配備

2007年01月10日 07:30

F-22ラプターイメージ各報道機関が伝えるところによると、アメリカ軍の最新鋭ステルス戦闘機「F-22Aラプター(Raptor)」12機が、一時的にではあるが沖縄県にあるアメリカ軍嘉手納基地に配備されることが明らかになった。F-22Aがアメリカ本土の基地以外に配備されるのは今回が初めてとなる。

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F-22Aはレーダーに映りにくいというステルス性能を持つアメリカ空軍の最新鋭戦闘機。開発元のロッキード社によれば「落下中の目標物26個に対してすべてに命中弾を与えるのに成功」「空中戦では140勝0敗の成績」「稼働率97%という高度運用性」などの高性能を誇る。

配備にあわせ整備要員などの人員250人ほども合わせて派遣されるとのこと。ただし今回の配備は期間を数週間から長くとも5か月程度になる見込み。また在日米軍側では「特定の脅威を想定したものではない」とコメントしている。

【F-22 ラプター、太平洋方面に初の実戦配備へ】にもあるようにF-22は昨年末、太平洋方面におけるアラスカにあるElmendorf空軍基地に引き渡されている。今回の12機はその一部が分派されたものと思われる。

果たして今回の派遣がコメント通り単なる訓練などのためのものなのか、それとも他の理由があるからなのかは不明。無言の圧力をかける意味もあるかもしれないし、整備をしたのちに別所に送り込むための中継地点として用いているのかもしれない(最近活性化している中東地域でのアメリカ軍の行動をサポートする予定の可能性もある)。

運がよければ嘉手納基地周辺で、F-22Aの姿を見かけることもあるだろう。


(最終更新:2013/08/23)

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