DS版硬派シミュレーション『フロントミッション ザ・ファースト』の公式サイトオープン

2007年01月27日 08:30

ゲームイメージ先に【スクエニ(9684)、フロントミッションの初代作品『フロントミッション1st』をDSに3月22日発売】でも報じた、【スクウェア・エニックス(9684)】から3月22日発売予定のニンテンドーDS用シミュレーションゲーム『フロントミッション ザ・ファースト』の公式サイトがオープンした(【公式サイト】)。また価格も5040円(税込み)に決定した。

スポンサードリンク

『フロントミッション』は1995年2月にスーパーファミコン版としてはじめて発売された戦術シミュレーション。プレイヤーは「ヴァンツァー」と呼ばれる戦闘ロボットをユニットとして複数操作し、敵のヴァンツァーなどと擬似ターン・非リアルタイム制のシステム上で相対して戦っていく。各ヴァンツァーの装備をルール内で自由にカスタマイズできるので、近接戦闘用や後方支援用などさまざまに作り変え、独自の作戦を行えるなど、当時としては画期的でバランスにも優れたゲームとして人気を集めた。

現在ナンバリングタイトルとしては『5』まで、外伝的なタイトルとして『オルタナティブ』『ガンハザード』が発売されている。また、オンライン版も運営されていた(現在はサービス終了)ことや、ケータイ向けに配信されていることもあわせて考えると、実に幅広い支持層が存在するのが分かる。

特に第一作目である初代『フロントミッション』はシリーズ中もっともシンプルでかつ奥深いことなどからスーパーファミコン版での発売以降、ワンダースワン(バンダイが発売していた携帯ゲーム機)やプレイステーション版としても発売された名作。今回発売されるのはこの「第一作目」の移植増補版ということになる。

現在公式サイトでは、スーパーファミコン当時のオリジナルシナリオやプレイステーション版で追加されたシナリオそれぞれについて、DS版でさらに追加されるミッションやイベントの一部を紹介。また、DS版ではじめて搭乗が可能になった巨大機動兵器の紹介(DS版オリジナルのものは他のヴァンツァー同様シルエットのみ)、DSの2画面機能を用いてどのように表示が行われるのかやタッチペン操作、高速戦闘モードの内容などが説明されている。今後さらに動画や「やり込み機能」に関するコンテンツ追加も予定されているとのこと。

ストイックで硬派なシミュレーションゲームとして少なからぬファンを持つ『フロントミッション』シリーズの始祖的タイトルのリメイク版であるだけに、期待をしている人も多いことだろう。また、携帯ゲーム機への移植ということで、プレイの手軽さはこれまでの機種以上のものが期待できる。特に「やり込み機能」など無くともレベルアップを続け上限まで成長させた経験を持つツワモノプレイヤーは、発売日が待ち遠しいに違いない。


■関連記事:
【スクエニ(9684)、フロントミッションの初代作品『フロントミッション1st』をDSに3月22日発売】


(最終更新:2013/09/13)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ