『ブルードラゴン』『少年ヤンガスと不思議のダンジョン』『ロストオデッセイ』などの開発会社を傘下に持つAQインタラクティブがJASDAQ上場承認

2007年01月27日 08:30

ゲームイメージ【JASDAQ証券取引所】は1月26日、ゲームソフト開発会社「AQインタラクティブ」の上場を承認した(【発表リリース、PDF】)。証券コードは3838、上場日は2月28日になる。主幹事は【みずほ証券(8411)】

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【AQインタラクティブの公式サイト】【有価証券報告書(PDF)】などによると、同社は2000年3月1日に設立。「驚きと感動を世界に!」を経営理念とし、『ブルードラゴン』を開発したアートゥーン、『ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン』のキャビア、そして坂口博信氏らによる新作『ロストオデッセイ』を開発しているフィールプラスを完全子会社として傘下におさめている。開発人員はそれらをあわせると約300名になる。

元セガ社長の中山隼雄氏が筆頭株主で35.73%の株式を所有し、坂口博信氏も5.38%を所有。他に大手上場企業としては、【日本テレビ(9404)】【東北新社(2329)】【三菱商事(8058)】がそれぞれ2.29%ずつを所有している。前年度における販売実績比率はマイクロソフトあてが59.9%、【バンダイ(7832)】が13.3%、【スクウェアエニックス(9684)】が6.6%、【カプコン(9697)】が5.7%。

目論見書によれば今回の上場では発行価格を12万6000円と想定している。その想定額で概算すると調達される資金7億5000万円ほどの使途としては「自社販売ソフト開発のための運転資金に充当予定」としている。

久々の大手ゲームメーカーの上場とあり、さらに有名なゲーム業界関係者が何人も関わっている会社なだけに、どこまで人気が高まるか気になるところだ。


(最終更新:2013/09/13)

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