コーエー(9654)、『信長の野望』シリーズ名作の『戦国群雄伝』をiアプリで提供開始

2007年01月23日 09:00

『戦国群雄伝』iアプリイメージ【コーエー(9654)】は1月22日から、【NTTドコモ(9437)】の携帯電話用ゲームアプリ『信長の野望 戦国群雄伝・iアプリ』を配信している(【発表リリース】)。iモード対応FOMA90X・703シリーズ専用で、月額315円(税込み、通信料別)。

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『戦国群雄伝』iアプリイメージ『信長の野望 戦国群雄伝』はコーエーの大黒柱的シリーズである戦国戦略シミュレーションゲーム『信長の野望』シリーズとしては、はじめて配下武将の概念を取り入れた作品。『iアプリ版』では戦国大名だけでなく配属武将も合わせ400人ほどが収録されている。

ゲームマップは中国・四国から関東までを網羅。国単位で分割されており、他国に攻め込むと戦闘用画面に切り替わる。戦闘画面はさらに野戦とろう城戦に区分され、それぞれの国のマップにも気をつけたうえでの作戦が必要となる。

また、それぞれの武将は政治力に基づいた「行動力」のパラメータを保有。この行動力を消費して命令を実行するが、命令の効果も武将の能力次第。例えば「何度も命令をこなせるが何をやらせてもほとんど効果が無い」「さまざまな分野に活躍するが、命令を実行できる回数はそれほど多くない」など、パラメータによる個性が如実に現れる。プレイヤーにはそれぞれの武将の特性を活かした人材活用が必要とされることだろう。

『iアプリ版』では一度配下にした武将のデータを参照できる「武将列伝」機能も備わっている。トレーディングカードゲームの収集のように、武将のデータを集めるためにプレイをこなすという遊び方も楽しめる。

収録されているシナリオは1560年スタートの「群雄割拠」のみ。ただしプレイ月数に応じて、信長が大半のエリアを支配した状態でスタートする1582年「信長の野望」が追加されるとのこと。

現在のパソコン版『信長の野望』シリーズと比べればずいぶんシンプルではあるが、適度な難易度と収集性や戦略性などはむしろこの『戦国群雄伝』の方が携帯電話向けにマッチしているといえる。現在放送中の大河ドラマに登場するさまざまな武将たちのいきざまにほれこみ、携帯でコマンドを入力しながら物語を頭に思い浮かべるという人たちも出てくることだろう。

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