みずほ証券(8411)と新光証券(8606)合併へ、NHK報じる

2007年01月10日 06:45

[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]が1月10日報じたところによると、証券大手で【みずほフィナンシャルグループ(8411)】の傘下証券会社のみずほ証券と【新光証券(8606)】が合併する方針を固めたという。売上では【日興コーディアルグループ(8603)】の日興コーディアル證券を抜き、業界第三位の証券会社が誕生することになる。

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これは関係者の話として伝えられたもので、「みずほ証券」と、みずほフィナンシャルグループと親密な関係にある(みずほコーポが筆頭株主で10.4%、その他みずほ銀行も10.4%、みずほ証券が4.9%の株式を保有)「新光証券」は2007年度中に合併する方針を固めたとのこと。合併が実現すれば売上にあたる営業収益が去年3月末の水準で6000億円を超え、業界第三位の証券会社が誕生することになる。

今回合併話が進展したのは、企業向け証券業務に特化しているみずほ証券と個人向け証券業務に強みを持つ新光証券が合併して総合証券会社を構成することで、みずほグループの証券業務を抜本的に強化する狙いがあると見られている。

今回の合併話をきっかけに、大手金融グループ間で合併や統合などにより、(特に対個人)証券業務を強化する動きが加速化しそうである。

なお今件についてみずほ・新光証券共に本日7時の段階ではコメントを発していない。


※追記:
【NIKKEI NeT】でも同様の報道が行われた。こちらでは2008年1月をめどに・預かり資産では31兆円・国内4位、現在上場している新光証券を存続会社として上場を維持、両社はいずれも旧日本興業銀行系であることが伝えられている。

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