住宅ローンの「フラット35」、2か月連続して低下して平均3.06%に

2007年01月06日 11:30

住宅金融公庫が1月5日発表したところによると、民間の金融機関が【住宅金融公庫】と提携して取り扱っている、長期固定の住宅ローンとして最近注目されているフラット35の金利が、平均で先月より0.108%低い3.06%になることが明らかになった(【1月分融資金利情報】)。長期金利の低下を受けてのもので、2か月連続の低下となる。

スポンサードリンク

「フラット35」とは民間の金融機関が住宅金融公庫と提携することにより、通常の住宅ローンよりは低い金利を設定されているもの。最大35年もの長期固定金利で融資を受けることができる。

実際の金利は金融機関によって異なるものの、今回発表された数字によるともっとも低いところが「日本住宅ローン」の2.750%、もっとも高いところが常陽銀行の3.550%となった(【金利一覧、PDF】)。平均では3.06%となり、これは先月より0.108%低く、2か月連続しての下落となる。また、住宅金融公庫自身も10月受付分から、自らが行う長期固定の融資の金利である基準金利を0.11%引き下げ、3.57%にすることを決定した。

一方で各金融機関が受け付けている変動型住宅ローンの金利は、ゼロ金利解除に伴い逐次引き上げられつつある。フラット35などの金利が引き上げられたのは、長期金利の低下を反映したもの。金利が固定されたままのフラット35が引き下げられたのは、住宅新築などでローンを組むには良い機会であるとも思われる。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ