ゲーム通貨を不正売買した留学生、不正アクセスを手助けしてサーバダウンさせて1000万円の損害を与えたとして再逮捕

2007年01月29日 08:30

【NIKKEI NeT】によると先に【RMTで不法売買した中国人留学生逮捕、送金額は1億円以上】でも報じたように出入国管理法違反(資格外活動)の疑いで逮捕されている中国籍の留学生王悦偲容疑者(23)に対し熊本県警組織犯罪対策課は1月26日、【リネージュII】に不正アクセスしてサーバーをダウンさせたとし電子計算機損壊等業務妨害の疑いで再逮捕した。被害総額は約1000万円とのこと。

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元記事によると王容疑者は2006年4月から5月にかけて、自宅に不正に設置したサーバー3台を経由して『リネージュII』に中国からアクセスさせて運営会社の業務を妨害した疑いがもたれている。不正サーバー経由で一度に数十人がアクセスしたことにより動作障害が発生し、運営会社側では3回サーバーを切断。被害総額は約1000万円と想定している。

日本で運営されている同ゲームでは、日本国内からしか接続できない仕組みになっている。中国から直接アクセスできないならば「日本のサーバー(経由で日本国内の端末)からアクセスさせれば良い」とし、王容疑者は自宅のサーバーを中継地点として用いたということらしい。

そもそも日本国内の『リネージュII』など大手ネットワークゲームの多数が、中国や韓国からのアクセスを禁じているのか。それは今回の事件のように、両国からのアクセスユーザーの中に大量の、不当なプログラムでゲーム内通貨を荒稼ぎしてRMT(リアルマネートレード、オンラインゲームの仮想通貨やアイテムを現実の貨幣で売り買いすること)を業務としているからに他ならない。いわば今回の王容疑者の行為は「密入国を手助けするブローカー」の役割を果たしていたことになる。

当人は「(運営会社の)サーバーがダウンするとは思わなかった」として容疑を否認しているとのことだが、不正アクセスを助長させるだけでなく手助けまでした張本人が何をいうのか、というところだ。

さらに本人はすでに出入国管理法違反(資格外活動)の疑いで逮捕されている。その内情を見る限り、組織立てた集金システムを構築したか、あるいは不当・不正プログラムによるアイテム・仮想通貨の取得の可能性が高い。前者なら今回発覚した「ブローカー」的な役割が裏付けられたことになるし、後者でもどのみち売却した売上そのもの(1億5000万円程度)を損害賠償請求の際の請求額として要求される可能性が高い。

色々な意味で「日本はネットゲームでもやりたい放題♪ バカな日本人相手にネットで出稼ぎして、稼ぐだけ稼いでヤバくなったさっさと帰国。お国では日本から金をしぼり取った英雄としてかくまってくれるサ」というような、日本から見れば不届き以外の何物でもないことがまかり通らないようにしてほしいものだ。そのためにも厳正な処罰としかるべき償いをさせるべく、関連各局が対処するべきだろう。


(最終更新:2013/08/23)

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