ゲームソフトランキング更新、Wii旋風が吹き荒れる中、トップに輝いたのは……

2006年12月09日 18:30

メディアクリエイトが発表した2006年11月27日~12月3日の週間ソフト・ハードセルスルーランキングによれば、今週のトップにはバンダイナムコの人気ロールプレイングゲームシリーズの最新作『テイルズ オブ デスティニー』がついた。第一作目発売から9年目にして、ゲームシステムをはじめとするすべての面で刷新し、同シリーズ初の完全リメイク版として登場。「完全リメイクするのなら新作にした方がいいじゃん」というヤボな話は抜き(笑)。登場キャラとのチャットシステムや新戦闘システム、そして3D化がみもの。前作プレイヤーも今回初めて「テイルズ」シリーズに触れた人にも評判は一様に高い。ネームバリューと世間一般のニーズというハードルがあるが次回以降の順位にも期待したい。

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第二位には任天堂の新世代機Wiiと同時に発売された「Wii初心者向けソフト」『Wiiスポーツ』が。Wii独自のリモコンを使ったテニスや野球、ゴルフ、ボーリング、ゴルフの5スポーツが楽しめる。誰もが知っている競技ばかりなので、コントローラーの説明さえ行えばすぐに誰とでも対戦プレイもできる、「接待向けゲーム」としても使えそう。

第三位には同じくWiiと同時発売の『はじめてのWii パック』が。第二位の「Wiiスポーツ」以上にチュートリアル的なソフト。Wiiの独自コントローラーの使い方を学ぶために、9つのシンプルなゲームが納められている。

第四位はアメリカのWii発売時には四人に三人までもが購入したという『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』が。任天堂のアクションロールプレイングゲームの代表作の一つとして数えられる『ゼルダの伝説』の最新作で、プレイヤーは主人公リンクが光の世界を取り戻すために繰り広げる冒険を体験することになる。Wiiのコントローラーを用いることで、弓矢の動きをよりリアルに体感できよう。

今回計測週はトップが意外ではあったが、二位以降はWii関連ソフトで独占されてしまった形となった。それ以降のランキングインソフトを見てもWii関連がいくつか見受けられ、他の新作ソフトや常連ソフトが追いやられた形となっている。今後年末年始にかけて、話題の新作が続々登場し、多くの人のゲーム機をうならせ、サイフを軽くしていくことだろう。そのような競争激化時代において、どのタイトルが上位に顔を出すのか、興味深い話ではある。


(最終更新:2013/08/17)

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