「デジタル化 晦日の鐘も サイトから」産経新聞、全国の除夜の鐘をサイト上で配信

2006年12月31日 08:00

【産経新聞】によると産経新聞グループーでは年末年始特別企画の一環として、名刹(めいさつ)の鐘の音、俗に言う「除夜の鐘」がウェブサイト内で聞ける【叩けば鳴ります除夜の鐘】のサービスをスタートした。Flash Playerが必要。

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このサイトでは北は北海道、南は九州まで全国11か所の名刹の協力で、「実際に」大晦日に突く梵鐘(ぼんしょう・ぼんのうの数を表す108回、鐘を叩くこと)の音色を収録。特設サイト内で「ユーザーが画面をクリックするたび」、その音色がパソコン経由で鳴り響く仕組みとなっている。

「叩けば鳴ります除夜の鐘」寺院分布図と、東京の新井薬師梅照院のようす。高速連射してもご利益に代わりは無いので、念のため。高橋名人なら7秒足らずで打ち終えられるのかしら?(違)
「叩けば鳴ります除夜の鐘」寺院分布図と、東京の新井薬師梅照院のようす。高速連射してもご利益に代わりは無いので、念のため。高橋名人なら7秒足らずで打ち終えられるのかしら?(違)

元記事によると産経新聞側では「海外など除夜の鐘を聞けない人にもお勧め。パソコンからとはいえ、梵鐘が奏でる本物の音色に触れながら新年を迎えていただきたい」とコメントしているという。

このサイトを使えば近所に住んでいなくとも、それこそ海外からでも除夜の鐘を聞き、ぼんのうを振り払うことができるかもしれない。デジタル社会で「ご利益」もIT化・ワールドワイド化というところだろうか。

来年にはケータイからの「除夜の鐘突付きサービス」というサイトも登場するに違いない。そうすれば「モバイル除夜」として、いつでも(?)どこでもぼんのう払いができるようになるだろう。それはそれで面白いかもしれない。

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