コーエー(9654)、三国志時代のネットゲーム『三國志 Online』発表、来年1月下旬からクローズドβテストスタート

2006年12月09日 09:30

ゲームイメージ【コーエー(9654)】は12月7日、Windows用多人数同時参加型ネットワークロールプレイングゲーム『三國志 Online』を開発中であることを発表した。また同ソフトについて2007年1月下旬からクローズドβテストを開始することを明らかにした(【公式ページ】)。オープンβは春予定。同名ソフトは以前、クォータービュー形式の複数人数同時参加型のシミュレーションゲームとして開発、販売されているがそれとはまったく別物になる。

スポンサードリンク

『三國志 Online』はコーエーが得意とする時代、古代中国の三国時代を舞台とした多人数同時参加型のネットワークロールプレイングゲーム。同系列ゲームでの表示スタイルではクォータービュー形式ではなく主流の一つである、3D描写によるリアル表示でのゲーム画面構成。プレイヤーは三国時代の主勢力だった、「魏」「呉」「蜀」の三国のうちいずれかの国家に所属し、関羽、趙雲、夏侯惇、周瑜、諸葛亮など名だたる武将に従えることでゲームに参加する。そして、敵国に属する武将プレイヤーと戦闘をしたり、虎や「牛魔王」などと対峙したり、あるいは迷宮などの探索を行う。また、時代設定をあえてあいまいにすることで、「三国時代」における多くの武将を参加可能とし、雰囲気を十分に味わえるようにすると共に、多くの武将ファンの心を逃がさないような配慮が行われている。

『三國志 Online』では職業という概念が存在しない。装備品によって戦闘能力が変化するため、見た目がそのままそのキャラクタの戦闘能力と深く関わることになる。これも各著名武将が力を振るった三国志時代にマッチしたシステムといえるだろう。

時には国家間同士の戦闘である「合戦」も発生する。これには多数の武将(プレイヤー)だけでなく、とりでや攻城兵器、果ては召還獣こと「聖獣兵器」までが登場するとのこと。ちなみにこの「聖獣」、特殊なアイテムが必要で、このアイテムはゲームの舞台となる中国大陸のどこかに眠っているとされる。それを探す冒険者が数多く現れることだろう。

また多人数同時参加型のネットゲームでは欠かせない生産系スキルについても、アイテム生産系は7系統、収集系は5系統用意される予定。

上記公式サイトでは多数のスクリーンショットが掲載されているが、同社が発売している『三國無双』をはじめとする、3Dポリゴン・アクション斬りまくりゲームと比して遜色ないキャラクタたちが自由自在に動き、コミュニケーションしているようすが見て取れる。具体的なゲーム内容の良し悪しはβテスト以降、特に正式運営が始まってから見定める必要があるだろうが、大いに期待したいところだ。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ