クリスマスプレゼントの予算は平均7606円、価格帯では3001円~5000円がトップ

2006年12月14日 07:00

プレゼントイメージ【バンダイ(7832)】は12月13日までに、0歳から12歳までの子どもを持つ父母2000人を対象とした「親から子どもへのクリスマスプレゼント」に関する調査結果を発表した(【発表リリース】)。それによるとクリスマスプレゼントの予算は平均7606円、価格帯では3001円~5000円がトップ、内容は男女いずれも「ゲームソフト」がトップとなった。

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平均予算額は今年は7606円。これは昨年より594円ほど高くなっている(2003年は6841円、2004年は7535円、2005年は7012円)。また、昨年と比べると15001円~20000円層が1.8%、20001円以上層が1.3%増加しており、後述する具体的内容とあわせて考察すると、「ニンテンドーDS本体とソフトとのセット購入」の可能性が高い。「価格帯」が3001円~5000円が42.7%と最も多いのに、「平均予算額」が7606円と価格帯よりもかなり高めなのは、「DS本体とソフトとのセット購入」層が平均を押し上げる一方、ソフトそのものを単品でプレゼントする絶対数が多いことを表しているものと思われる。

一方、プレゼントの具体的内容についてだが、0歳から5歳という低年齢層では「アンパンマン」「ボウケンジャー」「ふたりはプリキュア」など人気テレビ番組の関連グッズが多いものの、6歳以降は男女を問わず「ゲームソフト」がダントツの結果を出している。

クリスマスに保護者が子どもにあげるもの上位10項目。ゲームソフトがぬきんでていることが分かる。
クリスマスに保護者が子どもにあげるもの上位10項目。ゲームソフトがぬきんでていることが分かる。

ゲームソフトは単純に「ゲーム」としてだけでなく、「たまごっち」や「オシャレ魔女ラブandベリー」のように、既存キャラクター・アニメなどに関連するソフトを「ゲーム」+「関連グッズ」という意味合いでプレゼントするパターンが多いようだ。原作付のゲームソフトに人気が集まる理由の一つが、こんなところにあるということも分かる。

またレポートでも指摘されているように、今年の計測結果ではニンテンドーDSの影響が極めて大きい。レポートでも「あらゆる世代から絶大な人気を誇っている」という表現を用いているがまさにその通りで、老若男女から好かれていることがうかがえる。

ようやく品薄状態が解消されつつあるかなと思われていたニンテンドーDSだが、このレポートの結果を見る限り、年末商戦の期間中は引き合いが今まで以上に多くなり、引き続き手に入りにくい状況が続きそうである。

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