『プリンセスメーカー5』公式サイトリニューアル

2006年12月10日 06:30

ゲームイメージガイナックス開発、サイバーフロントで発売予定の育成ゲームの老舗的存在『プリンセスメーカー』の最新作にあたるWindows用育成シミュレーションゲーム『プリンセスメーカー5』の公式サイトが12月8日、大きくリニューアルした(【公式ページ】)。

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『プリンセスメーカー』は「育成ゲーム」というジャンルをゲーム業界に確立させたタイトルとしても名を知られているが、初代の同タイトルは1991年に当時のパソコンの主流機であるPC-9801用として発売されている。その後さまざまな機種(ゲーム機・果ては携帯電話)に移植され、多くの人の手によって「女の子が育てられる」ようになった。「プリンセスメーカー」シリーズはこれまでタイトルに数字がつけられているものだけでも4まで、その他にすごろく版やクイズゲーム、落ち物パズルゲームなども発売されている。

肝心なゲームの内容はといえば、さまざまな事情で主人公が父親となり、預けられた幼い女の子を18歳になるまで育て上げ、その過程と共に18歳になった時の「女の子の将来」を見定めていこうというもの。ロールプレイングゲームにおいて楽しみの一つである「自分のキャラクタを成長させる」という要素のみを抽出し、そして女の子を育てるという「萌えゲーム」的、あるいは「光源氏」的要素も加味されている。さらにスケジュール管理的シミュレーション性もあり、アクションが苦手な人でも気軽にプレイできることから、多くの人の支持を集め、このジャンルのソフトが多数世に送り込まれるきっかけとなった。

最新作として来年春発売予定とされている『プリンセスメーカー5』では、時代設定をはじめて「現代」としている。もっともこの「現代」では魔法や妖精も存在するという、少々我々がいる世界とは異なる世界である。このような世界の中でプレイヤーは10歳の女の子を預かり、18歳で高校を卒業するまでの8年間、育て上げていくことになる。なおキャラクターデザインは(4では別の人だったが)赤井孝美氏に戻されている。

入手した服を娘に着させたり、執事のキューブに色々と相談をするあたりはこれまでのシリーズと変わるところはないが、今作では父親としてだけでなく母親としてもプレイできるようになったという変更点がある。父親と母親でどのような違いが生じるのかは今のところ不明だが(これまでの傾向からすると特定エンディングで……?)、気になるところではある。また、娘の状態を色々な動きで表現する、Motion of Emotionシステム、略称MOE(「もえ」……)も導入されている。体調や性格、能力によってさまざまな動きを画面上のちびキャラが見せるとのこと。

現在の段階ではまだいくつかの画面写真とデザインイラストしか公開されていないが、それでもゲームの雰囲気をつかみとることはできる。発売まではまだまだ時間がかかりそうだが、元来の『プリメ』ファンはもちろん、育成系ゲームに興味がある人も、公式サイトをブックマークしてこまめにチェックすることになるだろう。

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