世界名作劇場、視聴限定ながらも10年ぶりに復活

2006年12月18日 06:30

時節イメージ[このページ(Sankei Webなど)は掲載が終了しています]によると1997年までフジテレビ系列で放送された「世界名作劇場」が、2007年1月7日、10年ぶりに【BSフジ】で復活を果たす。24作目となる新作のタイトルは「レ・ミゼラブル 少女コゼット」。放送時間は午後7時30分から。「ああ無常」という邦題でも有名なあの名作を、登場人物の一人である少女コゼットをヒロインにして描いたアニメとなる(【作品公式サイト】)。

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「世界名作劇場」はご存知の通り世界の名作を多くの人が視聴しやすいアニメの形で提供するというコンセプトのアニメシリーズ。「フランダースの犬」にはじまり、「母をたずねて三千里」「赤毛のアン」「あらいぐまラスカル」「トム・ソーヤの冒険」など、誰もが一度は見たことがあるであろう名作アニメを続々と送り出している。最近では一部有料系の動画配信サービスでも視聴することができる。

今回の「レ・ミゼラブル 少女コゼット」においてオープニングテーマは「風の向こう」で女優の斉藤由貴が歌う。これは同名のミュージカルで初代コゼットを演じたことからおはちが回ってきたという。

また、本来「レ・ミゼラブル」は主人公は少年時代にパンを盗んだことから長きに渡り刑務所に入ってしまった上に脱獄し、身分を隠して市長の座につくというジャン・バルジャンを主人公とする物語。今作の主人公となるコゼットは、ジャンの工場を解雇された一少女という脇役であるため、どのような形で描写されるのか興味深いところである。

視聴できるのがBSフジであるため誰もが気軽に見られるわけではないのが残念。これをきっかけに「世界名作劇場」を盛り上げる雰囲気が、それこそNHKの「みんなのうた」のように高まり、再びかつての放送枠で放送される日が来ることを期待したい。そうすれば、多くの人が名作を楽しめるようになるだろう。

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