ゲームソフトランキング更新、確か今回計測週は……!?

2006年11月19日 12:30

メディアクリエイトが発表した2006年11月6日~11月12日の週間ソフト・ハードセルスルーランキングによれば、今週のトップには自分の「常識」を再認識させてくれる頭脳系ソフト『監修 日本常識力検定協会 いまさら人には聞けない 大人の常識力トレーニングDS』がついた。敬語の使い方や道路交通標識、案内状の返信の仕方など、今まで自分では「常識」と思っていたことが実は「非常識」だったことが分かると、それなりにショックを受けたりするこのゲーム(笑)。やもすると自身の価値観が音を立てて崩れていくのを感じつつ、過去の自分の「失態だったこと」に気がつき顔を染めてしまうかもしれない意味で、「衝撃的」という言葉が似合っているかもしれない。

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第二位にはいまだに上位ランクインするパワフルなポケモンシリーズ『ポケットモンスター ダイヤモンド』が。DSライトなどと共に相当量産しているのだろうが、それでもDSライトが品不足状況の改善が見られない以上、今後も「DSやDSライトの新規ユーザーが『まずポケモン』をゲットだぜ!」とばかりに購入するパターンによるセールスの好調さは続くのだろう。

第三位には何でも吸い込むナイスガイ『星のカービィ 参上!ドロッチェ団』が。ポケモンと比べるとやや知名度は低いが、それでもその愛らしさからファンも多い。

第四位は「ダイヤモンド」と対の『ポケットモンスター パール』が。一度くらい「ダイヤモンド」より上位にランクインされてもよさそうなものだが、なかなか実現しないものである。

さて。今回計測週はリンク先のランキング詳細をご参照いただければお分かりの通り、第9位と第10位にプレイステーション3のタイトルが入っている。ということは今週はプレイステーション3発売の週だったことは明らかなのだが、肝心のプレステ3のタイトルが上位に食い込んでいない。それどころか1位から8位までがすべてDSという、以前あったような「携帯ゲーム機万歳ランキング」を達してしまうかのような勢いだった。

ただこれは、まだプレステ3が発売されたばかりで普及台数が少なく、必然的にタイトルを購入する層も少ないため、ある意味仕方ないのかもしれない。同時期に発表されたプレステ3の販売台数8万1639台で計算すると、9位のタイトルと10位のタイトルはそれぞれ約1/4の割合で購入されていることになる。普及率25%が「ハード発売直後に同時発売されたタイトルの購入率」として高いかどうかは微妙なところだ(ちなみに同週、DSライトは14万8174台売れている)。

しかしプレステ3のハード自身の不足は今後じわじわと解消されていくのは間違いない。たとえ初回ロットで転売率が1割前後だったとしても、今後プレステ陣営を支える大きなプラットフォームとして成長して、リーダーシップを取る形でより多くのタイトルが売れ、上位にランクインしてくることだろう。


(最終更新:2013/08/17)

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