ゲームソフトランキング更新、常識を知っている人もそうでない人もなタイトルがトップに

2006年11月03日 13:35

メディアクリエイトが発表した2006年10月23日~10月29日の週間ソフト・ハードセルスルーランキングによれば、今週のトップにはDSの知的探求ゲームシリーズ最新作『監修 日本常識力検定協会 いまさら人には聞けない 大人の常識力トレーニングDS』がついた。テレビや電車内広告でこのソフトの広告を見て「はっ」とさせられる人も多いであろう常識やマナーをDSで身につけようというコンセプトのソフトで、『財団法人日本漢字能力検定協会 公認 漢検DS』や『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング』同様に、DSをゲーム機としてというよりは、情報学習端末として用いる使い方をするソフト。日々ルーチンワークとして反復学習することが知識を習得するには最も効果的な方法であることからも分かるように、楽しく遊べば遊ぶほど、ためになるという一石二鳥的な効果を持つ。ソフト内で指摘され、はじめて知った「常識」もあり、「当たり前のことを何でいまさら改めて」と軽く考えていると痛い目にあうだろう。

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第二位には『ポケモン』最新作の『ポケットモンスター パール』が。今回は「常識力」にトップを奪われてしまったが、売れゆきは相変わらず絶好調で、今にいたるも品切れの店をよく見かける。定番パワーの怖さがここにある。

第三位には新作の『テイルズ オブ ザ テンペスト』が。ナムコの名作ロールプレイングゲームシリーズ『テイルズ』の、DSでは初登場となる作品。ダブルスクリーンやタッチスクリーン、ワイヤレス通信などDSならではの機能を生かしたさまざまな要素が売り……とのことだが、ボリューム不足という感想をよく耳にする。3D化は賛否両論。一方ワイヤレスによるマルチプレイモードは仲間さえ集められればずいぶんと楽しいようで、タイニー版として、そして友達とのコミュニケーションツールとして割り切るのもありかもしれない。

第四位は「ポケモン」の最新作のもう一方『ポケットモンスター パール』が。「最新版のポケモン欲しいけど1本しか買う余裕無いなぁ」という時にはやはりダイヤモンドに人気が集まり、パールはその分順位が下がるということなのだろうか。

今回は新旧織り交ぜてランキングが形成され、飛びぬけた売り上げを示すものがなかったものの、それなりにバランスの取れた順位構成となった。ただ、携帯機絶対優勢な状況は今のところ変わらず。この状態はPS3なりWiiなりが発売されるまで続くものと思われる。もっともPS3は初期出荷台数が少ないとの話なので、しばらくは発売してもソフトの売上にはさほど結びつかないかもしれないが。


(最終更新:2013/08/17)

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