インデックスHD(4835)、「ゆびとま」の子会社化を断念

2006年11月11日 08:00

インターネットイメージケータイコンテンツの開発運営を行う【インデックスHD(4835)】は11月9日、先の10月31日に発表していたコミュニティサイト【この指とまれ!】を運営する【株式会社ゆびとま】の子会社化を断念することを発表した(【発表リリース】)。

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これは先に【こちらで発表】していたように、小学校から大学まで全国6万校を網羅した同窓会支援の自主参加型コミュニティサイト「この指とまれ!」の運営会社ゆびとまの発行済み株式50.5%に相当する5100株をインデックスが譲り受け、子会社化するという計画だったもの。インデックスではケータイのサービスで蓄積したノウハウをパソコンなどで応用することにより、海外をも含めた展開を目指していた。また、これと前後しインデックスの関連会社で運営されているポイントオンと「ゆびとま」の「eナゲット」というポイント間での相互利用を行う事業提携も結ばれている。

しかし解消発表リリースによると、基本合意の後で「ゆびとま株主である日本スポーツ出版社およびゆびとまの役員等との間で、本件取引の成立に向けて鋭意協議を行ってまいりましたが、諸条件において調整が付かず、本件取引成立のための検討を継続するべきではないとの結論に至った」(リリース抜粋)とのこと。

合意締結からわずか一週間で解消というのも、上場企業の提携話としてはあまりにも早すぎる話。色々と考えさせられるものがあるが、真相は今のところ明らかにされていない。インデックスがケータイでのノウハウを、どのように同窓会サイトに活かしていくのか、その手法を見てみたい気もしていただけに、今回の提携解消は正直残念でならない。

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