野村證券(8604)、11月計測分の個人投資家動向を発表。人気トップ3企業は変わらず

2006年11月06日 19:30

株式イメージ【野村證券(8604)】の金融経済研究所は11月6日、個人投資家の投資動向に関するアンケート調査とその結果の分析報告レポートを発表した(ノムラ個人投資家サーベイ・2006年11月>)。

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今調査は1000件を対象に10月24日に行われたもので、男女比は74.0対26.0.年齢層は40歳代がもっとも多く32.3%、ついで30歳代が29.5%、50歳代が22.4%。金融資産額は1000万円~3000万円がもっとも多く25.3%、ついで200万円~500万円が22.8%、500万~1000万円が22.4%。

1銘柄あたりの保有期間は2~5年がもっとも多く20.4%を占め、長期投資スタンスの人が多かったが、それ以外は投資期間が散らばっており、デイトレはともかく、スイング・中期・長期投資がだいたい同数程度と見られている。投資に対し重要視する点は、安定した利益成長がもっとも多く49.6%と半分を占めている。ついで配当や株主優待が21.4%となっており、中長期投資家がどのような観点で銘柄をチョイスしているのかについての傾向が見て取れる。

詳細はレポートを直にみてほしいが、概要的には

・投資指数は低下。株価上昇に対しては慎重。
・株式取引には積極化の方向
・環境はポジティブ。
・魅力的な業種は「情報・通信」「消費関連」「資源関係」
・来年は国内景気、安倍政権、デフレ脱却などがプラス、地政学・国際情勢、資源・原油価格、企業の不祥事や会計問題などがマイナス要因


という形に。

気になる「保有したい、注目していきたい銘柄」だが、ベスト3は先月と変わらずで、それ以下に変動があった。定番企業が上位に移動した形になる。

1位……[トヨタ自動車(7203)]
2位……[ソフトバンク(9984)]
3位……【ソニー(6758)】
4位……【イオン(8267)】
5位……【日本航空(6807)】


上位を占める銘柄はそれだけ注目を集めていることであり、それだけ今後も活発に売買が行われる可能性が高い。期待に応える企業活動を続けていれば、それ以上の株価変動が望めることだろう。

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