ファミリーマート(8028)、生鮮食品売り場を持つコンビニコーナー『ファミマフレッシュ』拡充へ

2006年11月28日 08:00

[ファミリーマート(8028)]は11月27日、同社の展開する新事業型コンビニのひとつとして試験展開していた『ファミマフレッシュ』のフランチャイズ店舗展開を12月から本格的に開始すると発表した(【発表リリース】)。

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ファミリーマートでは「中食」や「内食」に対応する、キット食材(「鍋焼きうどんセット」など、料理の材料があらかじめ切りそろえてあるもの)や小分けの素材、生鮮品などの食材を『ファミマフレッシュ』とし、品揃えを拡充。ひと手間加えることで、中食だけでは実現できない“できたて”“アツアツ”“本格”などのニーズに対応する商品を多数取り扱うとしている。

この展開によりファミリーマートとしては、特に単身世帯や夫婦二人暮らしなどの中高年客層、有職主婦に多い「しっかりした食事を手軽にとりたい」というニーズに応えるという意図があるようだ。

具体的に「ファミマフレッシュ」では、(1)「青果」(2)「キット食材」(3)「切っちゃいました」(4)「鍋」(5)「精肉・魚」(6)「こだわり食材」の6カテゴリーやこれまでの既存の日配品とを合わせて、約150商品で展開していく。生鮮食材は店舗によって品揃えを柔軟に変化、地域や店舗のニーズに対応させるという。また、「キット食材」「切っちゃいました」は一人分や二人分など、小分量の個食対応食材として提供される。

『ファミマフレッシュ』陳列什器 アイランド型ラウンドケース2台連結型(リリースより)。スーパーやデパートなどの生鮮食品を陳列するケースと同じようなものになるようだ。
『ファミマフレッシュ』陳列什器 アイランド型ラウンドケース2台連結型(リリースより)。スーパーやデパートなどの生鮮食品を陳列するケースと同じようなものになるようだ。

現在「ファミマフレッシュ」は50店舗ほどに導入されているがこれを2007年2月中には首都圏を中心に400店舗、さらに2008年2月までには1000店舗を目標に拡充する計画だという。

定価販売イメージの強いコンビニで生鮮食品などを販売する場合、地元の八百屋などの専門店と比べて価格はどうなるのかという気がかりなポイントもある。既存のコンビニにおける流通ルートとは別のルートを確保せねばならず、運営コストをどうカバーしていくのかも頭の痛いところだろう。しかしその一方、「キット食材」「切っちゃいました」などはまさに「コンビニ」に相応しい提案型商品として注目すべきものであり、期待したいところ。高齢者や単身世帯向けとして特に気になる。

電子レンジに入れるだけのタイプや、簡単で気軽に楽しめる食材の展開という意味で、どのような「わくわくさせられる食生活」を提案してくれるのか、ファミリーマートの方針に注目したい。

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