トヨタ(7203)、営業利益初の2兆円超えへ

2006年11月07日 06:30

株式イメージ[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]は11月7日、[トヨタ自動車(7203)]が海外での自動車販売が好調なことに加え、円安による為替差益もあいまって、今年度の本業の儲けを示す「営業利益」が日本企業としては初めて2兆円を超える見通しになると報じた。

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報道によるとトヨタは本日11月7日に中間決算を発表する予定だが、その発表の中で売上高見通しを22兆3000億円から23兆円程度に、営業利益見通しを1兆9000億円から2兆円超に上方修正するとのこと。

今回の上方修正の背景には、原油価格の高騰を背景に、アメリカで燃費のよいハイブリッド車や小型車の販売成績が好調なことや、アジアやヨーロッパでも販売台数が伸びていること、さらに今年度は為替相場が当初の予想より円安に推移していることにより為替差益が生じることなどがある。

トヨタ自動車の11月6日の株価動向イメージ営業利益が2兆円を超えるとなれば、これは日本企業では初の快挙。トヨタでは2001年に営業利益が1兆円を上回ったことで話題に登ったが、それ以降中国市場などへの展開やコスト削減を推し進め、5年間という短期間で営業利益を2倍に押し上げたことになる。

昨日のトヨタの株価は前場でこそ軟調だったが後場に至り猛烈に買いが入り、前日比でプラスに引ける形で場を終えている。中間決算発表スケジュールは前々から伝えられていただけに、今回の「営業利益2兆円超え」をある程度見通した動きがあったのかもしれない。

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