【更新】社会保険庁、35歳と45歳で年金加入履歴通知を郵送

2006年11月09日 07:30

時節イメージ[YOMIURI ONLINE]によると[社会保険庁]は35歳と45歳の国民年金や厚生年金の加入者に対し、過去の詳細な年金加入履歴を2007年から郵送で通知する方針を固めた。これまでは年金を受け取る直前の58歳の加入者にのみ通知していたが、履歴を送ることで記録ミスを早期発見しやすくし、年金の信頼性を高めることを目指すというもの。

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通知は学生時代の履歴に始まり、会社勤めをした年数、年金の種類など、職歴などを明記する形になる。複数の会社に勤めていればそれぞれの会社名も表記されるため、「○社に勤めていた履歴が記録されていない」「未加入期間はないはずだ」など、加入者自身が点検しやすくなる。間違いが見つかったり問題があれば、もちろん社会保険事務所などに問い合わせて訂正を求めることが可能。

郵送予定は2007年3月に35歳、12月に45歳の加入者に対して贈る予定。

すでに8月21日から開始している「年金記録相談」では、9月末の段階で15万件の申請に対して2割の3万件近くで、本人の申請と履歴の違いが見つかるという、加入者にしてみれば非常に不安となる結果が出ている。今回の履歴郵送もそれを受けてのものといえよう。一方安倍晋三総理が進めている「ねんきん定期便」(20歳以上の全加入者を対象に、年一回、年金の見込み額を知らせるというもの)では、保険料総額や加入期間は表記されているものの、加入履歴までは掲載されていない。

いっそのこと「ねんきん定期便」を今回社会保険庁が予定している詳細履歴タイプにしてしまえば何の問題もないはずなのだが、どうなのだろうか。

ちなみに、年金の免除申請をしておけば、10年分までさかのぼって追納することが可能となる。一方手続きをせずに未払い状態になる(滞納)と、2年分しか支払うことができない。このことを考慮すると、履歴内容を郵送する制度を開始した初年度は35歳と45歳だけでなく、すべての年齢層に送るべきだろう。「履歴が間違っていたけど免除申請はしていなかったから2年分しかさかのぼれないよ」といわれたのでは加入者側もたまったものではないからだ。

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