第二位には名作ロールプレイングゲームシリーズのリメイク版『ファイナルファンタジーV アドバンス』が初のランクイン。スーパーファミコン版で発売されたオリジナル版の『V』からの移植度が高く、購入したユーザーからも評判が良い。オープニングはとりあえずオリジナルのものが入っているが、しばらく放置しているとオリジナルのものもスタートするというサービス精神おうせいなつくり。さらに新ジョブまで用意されている。

第三位には先週同様ダイヤモンドより下という形で『ポケットモンスター パール』が。前回もコメントしたが、どうやっても同時発売の「ダイヤモンド」よりランキングが上につくことはなさそうだ。かつて「緑」と「赤」が並列ランクインしていた時期には、時々ではあるが順位が入れ替わっていたというのに。

第四位は前回トップから惜しくも後退した『ドラゴンボールZ スパーキング！NEO』が。原作タイトルにおんぶに抱っこな一発ものだと発売の次の週にはランク外に出てしまうものだが、翌週でも4位に留まっているあたり、単なるキャラゲーとしてだけではなく、格闘ゲームそのものの内容も好評。

今回は『ポケモン』『ファイナルファンタジー』『ドラゴンボール』と定番ぞろいのランキングだったが、第二位の『V』はリメイクとはいえ計測週が発売直後の週にあたる。こうもリメイク作品が多いと、定番タイトルが前週に引き続きランクインしたのか、それとも今回はじめてのランク入りとなったのか一瞬勘違いして頭の中が「？」マークで占拠されてしまうこともある。奇抜なタイトルばかりなら良いというわけではないのだが、上位4位のタイトルの中でせめて1本くらいは「初めて聞いた名前だな」というものが入っていてほしいものだ。

(最終更新:2013/08/17)