【更新】ジャスダック、ナスダックと業務提携を検討

2006年10月14日 08:30

株式イメージ[YOMIURI ONLINE]の報によると【ジャスダック証券取引所】が、アメリカの店頭市場を運営する【ナスダック】との業務提携を検討していることが10月13日までに明らかになった。アジアの新興企業の上場誘致を共同で行ったり、ナスダックに上場する投資信託をジャスダックでも取り扱うことなどを検討しているという。

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ジャスダックではすでに中国の深セン証券取引所や韓国取引所と業務提携を結んでいる。今回、アメリカのナスダックと提携を行うことで、国際戦略を強化する考えだという。

ジャスダックと日本の証券市場との関係といえば、2000年6月19日に[ソフトバンク(9984)]と共同で【大阪証券取引所(8697)】に「ナスダックジャパン」を開設したのが記憶に新しい。当時は24時間取引、外国株式の日本語表示・円貨建ての売買も考案されていたが、証券取引法上の問題や参入企業の少なさから業務は低迷。ナスダック側からの意向で2002年10月15日に業務提携は解消された。ちなみに残った日本企業のグループはその後「ジャパン・ニューマーケット」という名前を経て現在の「ヘラクレス」にいたっている。

日本への進出再び、ということならヘラクレスと手を結ぶのが筋道な気もするが、やはり過去のわだかまりも少なからずあるのだろう。さらに「日本市場」で大きな成果を挙げるなら、「それなりに大きな取引所と手を結ぶべきだ」とする判断がナスダック側にもあるに違いない。

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